真夜中の映画を観た後に
より実感してしまった。
この人はこの世にもういない
ということを。
熱烈に好きだったわけでも
特別関心があったわけでもないのに。
最も多くのチャリティーに携わったこと
それらをどんな環境に身を置きながら行ったのか
どう世界を捉え活動していたのか
そこから発せられていた一貫したメッセージを
数々のスピーチから知るほどに
個としてどんな人だったのかを知りたい
という欲求が強くなっていることに気付き
気持ちがふさぎこんでしまう。
今迄の人生で
亡くなってからその存在の大きさを
世界各地の人々に愛されていたのかを
知った人は2人目。
1人はダイアナ元妃。
あれだけゴシップを流され叩かれ続け
それでも己の活動をし続けた人。
訃報の後、テレビに映し出された宮殿前には
死を悼み手向けられた沢山の花束が積まれていた。
自らの手で地雷除去作業を行っている姿を観た時に
驚くと同時に少し感動したのを思い出す。
( 昭和天皇御崩御の際はその死の意味をまだよく分かっていませんでした。 )
2人目の人は
2時間で恋に落ちて
2日で失恋したような
そんな喪失感。
世界を動かした人の力のせいでしょうか。