仮禊 | stella d'argento /silver star

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銀星は瞬き、遥か彼方をも照らす。


タイトルは、カリミソギ。




2ヶ月ぶりのサロン。


ぽかぽかと降り注ぐ秋の陽射しを受け


ハードカバーに没頭しながら電車に揺られ


横浜まで行ってきました。


霜月でありながら陽射しのおかげで暖かい。




ここ数日間というもの、来年の予定を視野に入れつつ


どれ位カットするか考えていたのですが決定できず


スタイリストさんとあれこれと相談。


伸ばそうかな・・・と思っている時には 「 切っちゃうか!? 」 と言われ


いっそ切ろうかな・・・と思っている時には


「 コレくらいまで伸ばせば? 」 と言われ


いつも微妙に天邪鬼で反比例な私たちですが今回は即決。




カット中にザクザクと形が変わっていくので


いつも見ていて面白いのですが


長さがあるとその変化が著しい。


彫刻ってこんな感じがあるんだろうなと思いながら


床に落ちる毛束を見つめていました。




結局、10cmは切りました。


これだけの長さを切ったのは久しぶり。


つまりはここまで伸ばしたのが久しぶりだからなだけだけど。


完全ショートにするとそれこそ晴れ晴れしそうなのですが



そこはほら、季節柄といいますか



首が出ると寒くて体調崩しやすくなっちゃうし



マフラーグルグル、フワフワファーで保温するには



少し襟足あった方がいいし。





それでもやはり気分を大きく変えたくて


『 なんだかこのままの自分じゃダメだ 』 と思った


あの時の感覚を忘れないように


鏡を見る度にサボらないように戒める為に


( 注:気を抜くとすぐサボったり忘れたりする )



えぃ!やぁ!と断髪。





『 したいこと 』 をできることは


とても幸せなことだから


そのための仮禊。


『 本 』 が必要になるかは未定ですが


それでも止まっているよりは遥かによいと思うのです。






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