いつかはきっと | ライフ イズ ビューティフル 8

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自由な発想で自由な走り! 開放感を求めて突き進みます!

新しい年を迎えて、色々な目標を立てられているかと思います。

自分自身も・・・目標はと・・・なんですが・・・。

目標というか、今はムリ、でもいつかは・・・というのはあります。


少し前から考えてました。

でもやっぱり、やってみたいと思ったのです。


昨年の加古川マラソンでのこと。

ゴール後、いつものようにゴール付近で、

次々と完走するランナーを応援していました。


そしたら、マラソン大会ではよくある風景。

視覚障害者の方が伴走ランナーと一緒にゴールされました。

もちろん満面の笑みでした。

そして、視覚障害者の方が、伴走ランナーの方に、

「ありがとうございました」

と、深々と何度も頭をさげていらっしゃいました。

それは、うわべではなく、すごく心がこもっているように見えました。


決して、お礼を言われたいわけではありません。

でも、自分のやってることが、

誰かのために役に立つことって出来るのかなって思ったのです。


やりたいことは、『伴走ランナー』 です。

自分の走力で本当に出来るのか・・・

正直、分かりませんが・・・。


調べて見ました。

でも現実を見た瞬間・・・少しショックを受けました。

伴走ランナーになるには、まず講習を受けなければなりません。

この講習場所は全国各地にあるわけではありません。

都市部などのほんの一部の地域。

地方にいるランナーは、遠征して講習を受けなければなりません。

そして大会も障害者の方は健常者の方と違って、

何度もレースを出らるわけではなく、ターゲットを絞っていられます。

なのでどうしても都市部の大きな大会が中心となります。


講習、大会への参加、障害者の方々との練習・・・

嫌らしい話ですが、すべてにおいて時間と費用がかかってきます。


現実問題、仕事、遠征、そして何よりも家族がある、

地方にいるランナーにとっては、とても難しい問題が出てきます。

障害者の方とのコミュニケーション等、必要なことが何も出来ない。


伴走を必要とする方はたくさんいるのですが、

その伴走ランナーの絶対数が少ない。

都市部を中心にしか現実的には集めることが出来ない。

もっと地方にも広げていくことが出来ないのか・・・。

問題が多々あります。


正直、サブスリーで走るより伴走ランナーになる方が、

かなりハードルが高く、難しいと感じました。


結局は、ただ見ているだけで何も出来ないということです。


盲導犬を見てみると分かりますが、すごく澄んだ目をしています。

スポーツに健常者も障害者も垣根はないはず!


今年、来年以降も・・・伴走ランナーは、まだ出来ないでしょう。

でも、今年から少しづつ勉強していこうかと思います。

大会で伴走ランナーを見かけたら、話とかを聞いてみてもいいかなと。

いつかは実現させたいですね。


ちなみにレース中に視覚障害者の方と、伴走ランナーとの間で

つながっている紐みたいなもの・・・

あれは 『絆』 というらしいです。初めて知りました。