ダニエル・ガルシア、ダン・ホワイトによる「PRESSURE/プレッシャー」を使用して、
カード当ての現象を追加しようという試み。
結果としては、ジェイサンキー/Jay Sankeyによる「エアタイト/Air Tight」を即席で行う、といった風合いになる。
<準備>
デックと、風船一つ
<演技>
観客にカードを一枚引かせて、それをボトムにコントロールする。
なお、サインをさせても良い。
左手にデックを持ち、そのデックを「PRESSURE/プレッシャー」で風船の中に入れる。
実際には、風船を膨らませるためにデックを一度テーブルに置かなくてはならない。
ここで第一の現象である。
左手の風船に入ったデック(裏向き)を示す。
ここからが、「サインカードを抜き取る現象」である。
今、ボトムにあるサインカードは、二つの意味で見せられない。
観客に向けて風船入りデックを立てて左手で保持する。
そして空いている右手をデックのフェイス面へと回す。
観客からは見えない面、である。
そしてボトムカードをゆっくりと風船から「貫通させて取り出す」。
この時、ボトムカードをバックルさせると取り出しやすくなる。
そのサインカードを観客に渡し、オフビートをもって、「PRESSURE/プレッシャー」の第二段階の後処理を行う。
完全に即席ならば、許される範囲内ではないだろうか。