置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子・著

平成29年に初版


こちらのご本が書店に並んだときに優しい色合いの表紙のたんぽぽが印象的で惹かれるものがありました。


なぜそのときに手に取らなかったのだろうかと振り返ると、はじめての子育てと仕事の両立で本を読む時間がないほどバタバタした毎日を送っていました。


“置かれた場所で咲きなさい”とは

ベルギー人の神父さまから渡された「置かれた場所で咲きなさい」ではじまる詞でその詞には続きがあり「咲くということは、仕方がないと諦めることではありません。それは自分が笑顔で幸せに生き、周囲の人々も幸せにすることです」と本に書かれています。


ただ、本の中には


幸せは自分の心が決めること

人が幸せにしてくれるのを待っていても、年を取るだけ。自ら咲く努力をするしかないでも、どうしてもここでは咲けないと見極めたら、場所を変えたらいい。


とも書かれています。


地方公務員に転職して処遇や評価に対する不満が最高潮に達したタイミングで読めたことに感謝。


もう少しここで頑張ってみようかな。




行き急ぐよりも心にゆとりを

待てば海路の日和あり

天の下の出来事には、すべて定められた時がある(コヘレトの言葉)


いずれも時を待つことの大切さを教える言葉です。



きっと子育てが落ち着いたときの自分に響くであろう言葉です。

素敵なご本との出会いに感謝し、本棚にそっとしまって未来の自分へのプレゼントにします。