こんな本に出合いました
ルイヴィトンの財布の持ち主が次から次へと変わり、それぞれの物語が展開していきます
現代社会ならではのお金にまつわる話が多く、お金の学びにもなる話です
この本で私が印象を受けたワードは「時の運」
先ゆきが見えないものにはつきものだし、時の運に左右されて人生が浮き沈みしたり道がわかれたりしていきます
でも覚悟と決意、そして行動があれば時の運に振り回される可能性が低くなるのかも、と物語の最後の主人公の決断を知ってそう思いました
「財布は踊る」が非常に面白かったもので、原田ひ香さんの他の著書も買って読んでみたんです
それがこちら
話の冒頭「人は三千円の使い方で人生が決まるよ、と祖母は言った」
その一言から過去を思いめぐらせて
主人公は「お金の使い方は人を表すのかもしれない」
と納得します
そこから登場人物それぞれの物語が展開していくのは「財布は踊る」に似たところがありました
この小説もひとつひとつ話を楽しみながら、お金の勉強ができていいなと淡々と読み進めていたんです
しかし・・・
「もうすぐこの本を読み終えるな」とラスト4ページに差し掛かったところで、不意に涙が止まらなくなりました
嘘でしょ・・・
このままスムーズに読み終えるところだったのに・・・
急なこと過ぎて驚きました
なぜ私が泣いてしまったのか
それは
主人公の親のお金の使い方に大きな愛と信頼、覚悟が見えてしまったから
ストーリーの中では存在感が薄く家族に無関心で頼りない印象だった父親が娘の大事な節目できちんと片を付けている姿に心を打たれました
娘さんのことをとても大事に思われているんだろうなということが伝わりました
そうなるまでに父親に話を持って行ったであろう母親の力強さも感じました
「お金=愛」
これまで無理やりそういうものだと思おうとしていたけれど
これこそがお金=愛の本質ではないだろうか
とスコンとわかってしまいました
自分の親も、きっとこの物語と同じ状況に立てば同じ決断をするのではないかと思うと泣けてきました
大きな愛をもらっていたんだなぁ
今は亡き父に「ありがとう」という気持ちが湧いてきましたし、きっとそういう決断をするだろうと私が思えるほどに覚悟と愛を持った人だったのでカッコいいなと思いました
もちろん母も同じです。ありがとう
それにしても。
この本は外で読まなくてよかった
突然の号泣になって周りの方々を驚かせていたかもしれません
それほど胸が熱くなった本です
「お金=愛とはなんぞや?」と疑義を抱かれているかたにオススメです
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