初老の私と弟は、うっかり長生きしてしまった時の為に、
常日頃より節約を心掛け、互いに切磋琢磨し、
来るべき老後本番に備えようと誓い合いました。
ルールは三つあって、
1)真剣勝負である
2)必ず笑いを取る
3)月ごとに勝敗を決め、年間トータルでの敗者が、勝者の望む家財道具を進呈する
私の眼は複雑な補正が必要で、普通の遠近両用では事足らず、
運転用、PC用、と眼鏡を使い分けています。
PC用は、職場用、自宅用と2本あり、職場用のほうが高級です。
その高級なほうの眼鏡の弦を、誤って折ってしまいました。
仕方ないのでそちらを家で使おうと、残った弦も折り、
江戸時代の眼鏡のようにゴムを括り付けて耳に掛けて使おうとしたのですが、
小洒落たアーモンド形のレンズが眼窩にべチーっと張り付いてしまい、
うまく行きませんでした。
今月は負けか・・・とがっかりしているところに、閃きました。
以前100均で買ったサングラス、直ぐにレンズが外れるのでダメじゃんとなり、
放置してあったのを思い出したのです。
その大きなフレームの内側に、数本の結束バンドで高級眼鏡のレンズを固定しました。
これがなかなかよろしい。
もしかしたらこれまでのバネの効いた華奢な弦より、
掛け心地が良いかもしれません。
弟にビデオ通話でその姿を見せたら、鼻から茶を噴いていました。
勝った。
