WOWOWで放送されたジョコビッチのドキュメンタリー番組。
「ノバク・ジョコビッチの覚醒 テニス新王者 驚異の一年」 を見ました!
フェデラーとナダルの2強と言われた時代に、およそ4年間「3位」でい続けたジョコビッチ。
そのジョコビッチが今年なぜ世界NO.1になれたのか。
テニスを始める際のエピソード、12歳の時に経験した空爆。
決して環境に恵まれていたわけではありませんでした。
しかしその環境、両親の息子にかける思い、原因不明の病、すべての出来事が世界NO.1となった「ノバク・ジョコビッチ」をつくりあげていったのでした。
以下は番組の中のコメントからです。
--フェデラー選手とナダル選手の2強に勝てないとあきめそうになったときはありましたか。
そういうときもありました。この2年間で、精神的なアップダウンも経験しました。苦境といえることもありましたが、それは当たり前のこと。成長するための学習過程なのだと思います。発展のためのね。それを人生の大きなレッスンだと受け入れれば、将来の成功のためには(試練に耐えるのは)適切な考え方だと思います。僕は、自分に起きることすべてに対して、そのようにとらえようとしています。自分には、その経験が必要なんだと分かっていましたし、すごく努力して、忍耐強くして、「自分の年」がいずれ来るだろうと思っていました。
--苦しかったのは具体的にいつごろですか。
09年にラケットを変えたときは、すごく難しい時期でした。サーブの調子が落ちて、サーブができなくて、とても大変で、苦労しました。10年のほとんどは、健康上の大きな問題があって苦しんで、それほど良い結果は出せなかったけれど、世界3位にはとどまっていました。そして、努力を続けて、かなり早くそれを乗り越えることができました。
--昨年と今年は自分の中でどう違いますか。
たくさん勝って、すごく自信を持っていて、それをすべての試合で使おうとしています。この自信がほとんどの勝利に役立っています。普通なら狙わないところでショットを狙っていける。サーブも変わったと思います。リターン、フォアハンドリターンも変わっている。でも、全体としては、精神的に成長したのだと思います。
--フェデラー選手はあなたにとってどんな存在ですか。
素晴らしい選手で、彼の成果のすべてが歴史です。テニスの歴史だ。そして、彼はまだ十分若い。素晴らしいキャリアを持ち、過去4、5年間は圧倒的だったし、さらに成功するため、もっと勝つために戻って来る。まだまだメジャー大会で優勝したいと思っている。今年も、そしてこれからもね。
--フェデラー選手の存在が怖かったことはありますか。
誰かを恐れたことはありません。キャリアが浅かったころは、フェデラーや他の選手への敬意を持ち過ぎていましたが、変わりました。年齢を重ね、キャリアや人生を通じて学んで、試合へのアプローチ方法を知り、変わったのです。ベストを尽くすためだけにコートに出るのではなく、自分を信じて、勝てると信じる。それが大きな試合で、フェデラーやナダルに勝つ唯一の方法です。
--ナダル選手が先にグランドスラムで優勝したことに対して焦りはありましたか?
いいえ。彼の成果は、すごいことで特別なこと。デビスカップで2回優勝し、金メダルを取り、グランドスラムで10回優勝。彼と同じ年齢で彼がやったことを繰り返すのは本当に難しい。彼はすごいチャンピオンだ。僕にはプレッシャーはありませんでした。ベストを尽くそうとしていましたし、彼と最高の形で戦おうとしてきました。そして、グランドスラムの終盤や、主要な大会の終盤で多くの素晴らしい試合をしてきました。そして、そういう試合で勝ってきた。特に今年はね。それはハッピーですよ。彼の得意のサーフェス(コート面)であるクレーで勝つ方法を見つけた。それは本当に重要です。これからも、そういった大きな試合がたくさんできることを願っています。僕たちはまだ若いし、(英国人のアンディ・)マレーも含めて、みんなに明るい未来があるからね。
WOWOW「ノバク・ジョコビッチの覚醒 テニス新王者 驚異の一年」より。
