ユニクロの柳井正さんによると、一番いい会社というのは、
「社長が言っている事がその通り行われない会社」なのだそうです。
この意味は、社員が「言われた事を聞き流す」ことを言っているのではありません。
言われたことをやっているだけではダメなのであり、
現場の社員が指示されたことの意味を理解し、各々が考えながら実行していくことを言っているのだと思います。
そして、そのような社員が活躍している会社が「いい会社」だと言っているのだと理解しています。
これは会社だけでなくスポーツでも共通することでしょう。
コーチや色々な人から様々な事を言われて訳がわからなくなってしまうような事はどんなレベルでもある事で、
プロ野球選手であってもありえる事です。
でも本当に一流と言われる選手は言われたことを自分に置き換えて取り入れることを実践しており、
例えばイチロー選手の場合、振り子打法を直すようコーチに言われても自分が正しいと考えるやり方を貫き通しました。
テニスの錦織選手も「そんな打ち方やめろ」と言われていた打ち方が、
今では「エアK」と言われ錦織選手の代名詞のようになりました。
会社でもスポーツでも大切なのは「自分が主体的に考える」ことです。
人から言われた事について鵜呑みにすることも聞き流すことも良くない事であり、
「なぜ」を考える事が重要なのです。
スポーツの場合、基礎の部分からレベルアップしていくにつれて、
同じことにに対しても人によって違うことを言われたりする場面が必ず出てくるものですが、
言われたことについて自分で考え、考えた上でやってみる。
だめならどうすればいいか自分で考えてみる。
人の言うことについて聞く耳を持たないことは問題外、
一方、内容の違う事を言われ、全てそのまま実行しようとして混乱してしまった場合、
悪いのは指示した人ではなく自分自身。
自分自身で考えない事が悪いのです。
自分に対して色々言ってくれる人に対しては、まず感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
そして自分に対して言ってくれたことについてよく考えて見る、
そういうプロセスを経て成長していくのだと思います。
- 一勝九敗/柳井 正
- ¥1,029
- Amazon.co.jp