全豪オープンテニスもいよいよ男女決勝を残すのみとなりました。
今年は上位選手が順当に勝ち上がってきましたかと思いましたが終盤になって番狂わせが…。
グランドスラム4大会連続優勝のかかっていたナダル選手が準々決勝で敗退しました。
フェレール選手との準々決勝は、第1試合から長いラリーが続く好ゲームでしたが、
第1セットのあるゲームを境にナダルのプレーが突如変わりました。
メディカルタイムアウトを取り、何かアクシデントが発生した様子ですが、何があったのかわかりません。
しかし明らかに動きが悪くなり、表情にも精彩がありません。普通ではないような汗をたくさんかいています。
何かの異常が発生したことは間違いありませんでした。
そしてこんなナダル選手を初めて見ました。
結果的にナダル選手はフェレール選手にストレートで負けてしまいました。
しかし自分はこの試合を通してナダル選手はやはり素晴らしい選手だと思いました。
①相手を称える
試合に負けたら悔しいです。普通の選手ならケガや体調が悪かった事を負けた理由にしたくもなると思います。途中で棄権する手段もあったと思います。しかしナダル選手は最後まで戦い抜き、試合後のインタビューでも一切言い訳を言いませんでした。相手の素晴らしいプレーを称えるナダル選手のコメントに感動しました。
②応援してくれる人のため
見るからに体調が相当悪かったと思います。しかし棄権せず最後までプレーしました。
昨年は膝のケガで途中で棄権することとなってしまったので応援してくれている観客に対しても2年連続で試合を途中でやめるわけにはいかない、そういう思いが最後までプレーを支えたのではないかと思います。
③王者のプライド
本来の動きができず、試合に勝つには相当厳しい状況に追い込まれていることはわかっていたと思います。
しかしネットプレーを増やしたり、今自分ができるプレーで必死に相手に食い下がっていました。
どんなに厳しい状況でも、最後まであきらめずに戦っているナダル選手の姿に自分はとても感動しました。
おそらくナダル選手のコーチであるトニ・ナダルコーチはこんな言葉をかけたのではないでしょうか。
「今回のケガ(アクシデント)も人生の一部だ。このような逆境も受け入れなければならない。」
「負けるのは悔しいことだがいつも勝てるわけではない。すべてが上手くいくことなんてありえないんだ。」
「いさぎよく負けを認め、困難を受け止めよう。そして逃げずに努力しよう」
「いつまでも、今より上の自分を目指す」
またナダル選手がケガをなおして素晴らしいプレーを見せてくれるのを楽しみに待っています。