北島康介を育てた水泳の平井伯昌コーチが、

NHK「仕事学のすすめ」で「現状維持ではメダルはとれない」と話していたことが印象に残っています。



2002年のアジア大会にで、ハードなトレーニングを積み重ねてきた北島選手は世界記録を出しましたが、

2年度のアテネオリンピックに向けてのトレーニング方針について様々な意見がでたそうです。



「これ以上無理なトレーニングを続けることはないんじゃないか」

「無理をして故障を招くよりも現状を維持する方向でいくべきじゃないか」



世界新記録を出したということで泳ぎが一つの完成形にたどり着いたこととなり、

無理せず現状維持をすすめる意見がでたということです。



しかし平井コーチは、

「今の完成形を崩していくくらいの覚悟と気概がなければ2年後のメダルはありえない」

と考え、更に厳しいトレーニングを続けたそうです。



結果はご存知のとおり、北島選手はオリンピックで金メダルを獲得しました。


各国のトップレベルの選手は日々進化をしている。

だから、その時世界のトップに立ったとしても、

そこに立ち止まり足踏みしていればいずれは追い抜かれてしまうのです。



メジャーリーグのイチロー選手も10年連続200本安打という前人未到の記録を打ち立てましたが、

バッティングは常に進化してきました。

決して毎年同じフォームで打っているのではなかったのです。



一流の選手というのは常に「今の自分」より進化していくことを目指しています。

自分達が毎日仕事をしながら生活していく上でも現状を維持しようとするのではなく、

日々環境が変わっていく世の中についていけるよう、

常に「昨日の自分よりも進化する」ことを目指していこうと思います。




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