戦前の旧型国電は、関東と関西でジャンパ線が統一されていませんでした。
関東は7芯3本(KE50)、関西は12芯2本(KE52)でしたが、それでは東西の転属時にジャンパ線の互換性がないということで個別に改造工事を行っていました。
戦後関西方式の12芯2本(KE52)に統一されるのですが、昭和21年~昭和24年にかけて関東の全車両のジャンパ線を交換しました。という記述を見かけたのですが、63系に関しては昭和24年から改造したという記述があります。
ここまではまだ話に整合性があるのですが、それではモハ70の関西向け100番台が矛盾します。
こちらは、12芯2本(KE52)は共通ですが、関西向けに車内放送用のKE53Aを追加しているのが違いです。
これは昭和29年以降関東もKE53Aを追加するのですが、決定的な資料が無くて困っています。
因みに、ジェミニ(生成AI)に聞いてみたところ、昭和27年の更新修繕Ⅱ時に改造されたと返答しました。
更新修繕Ⅱ時というのは間違いとして、結局いつからジャンパ線が統一されたのか、確たる判断ができないでいます。
戦後のこの時代、資料が散逸していたりしてなかなか難しいのですが、何処かに資料はないものでしょうか?
参考資料
・国鉄鋼製電車史 モハ63形 中巻
・鉄道ピクトリアル別冊 国鉄形車両の記録 72・73系電車、80・70系電車
