些かタイミングを逸してしまいましたが、お正月に関東バス南善福寺バス停の転車台を見に行きました。その時のお話など(^_^)v

 

1月3日、JR中央線荻窪駅北口に降り立ちました。中央線沿線の主役とも言える関東バスの様子を眺めに来ました。バスロータリーに出ると、早速フルカラーLEDの行先表示器が付いている三菱エアロスターに遭遇です。

 

 

 

 

結構慌てて撮った写真なので、構図が決まらない写真なのはご勘弁を(^^;) 青梅街道営業所所属の三菱エアロスターの新車3台に装備されているフルカラーLEDの行先表示器、なかなか視認性が良さそうです。

 

これだけ写真を撮ってから、荻36系統・南善福寺行きのバスに乗り込みます。早々にヲタ席を占め、わくわくした気分を押さえつつ、バスの進行に身を任せていきます。

 

正月だからか、青梅街道は井草八幡宮近辺が渋滞していましたが、約20分で終点の南善福寺バス停に到着です。このバス停にはバス転回用のターンテーブルがあり、荻窪駅からやって来たバスはこのターンテーブルで転回して荻窪駅に帰っていきます。

 

バス停の様子はこんな感じです。

 

 

 

 

四つ角に面した転回所で、写真中央がターンテーブルです。バスはこのターンテーブルに乗って転回します。正面右側の建物は関東バスの社員寮、左側の民家はもう武蔵野市です。

 

この四つ角、杉並区善福寺、練馬区立野町、武蔵野市吉祥寺東町が接しているのですが、わざわざ荻窪駅へ出なくても、吉祥寺駅からバスに乗って東京女子大方面武蔵野第三中学校バス停から歩いた方が近いかもしれません。

 

話は戻って、バスがターンテーブルに乗って転回する様子を車内から撮影した動画がこちらです。動画がアップできないので、YouTubeへのリンクで失礼します。

 

 

 
 

 

 

バスがバス停に到着する寸前に転回場に入り、ターンテーブルに乗って転回します。バスのルームミラーに映っている運転士さんに注目。「ある操作」をしてターンテーブルが転回します。

 

今度はバスが転回する様子をターンテーブルの外から。

 

 

 
 

 

 

バスがターンテーブルに乗り、運転士さんが車内を点検し、運転席に戻って、窓から手を出して上からぶら下がっている「ひも」を引っ張ります。すると、ターンテーブルが半回転し、バスを転回させます。

 

ここで運転士さんの動きを見ていたのですが、どうやら二つの流儀があるようです。

 

最初の動画の運転士さんは、バスをターンテーブルに乗せてすぐに転回して、その後客扱いをします。しかし、次の動画では、運転士さんはバスをターンテーブルに乗せてすぐお客さんを降ろし、車内を一巡してからターンテーブルを転回させて、再度前扉を開けて客扱いをします。

 

事前に聞いていた話は前者の方ですが、別の流儀があるのは現場で知りました。どちらが正しいのかは判断が付きかねますが、どちらもバスの転回と客扱いについて安全が確保されていた事を付記しておきます。

 

バスの転回所は数あれど、ターンテーブルで転回するのは、関東ではここの他にJR高尾駅北口とJR目白駅そばの計3ヶ所のようです。以前勤めていた京都の某工場にもターンテーブルがありましたが、こちらはバス路線ごと無くなってしまったようです。

 

以上、なかなか珍しいバスの転回所を紹介しました。これから出かけられるのはいかがですか?