トンボ「極端に言うと | ステフの無感情ログ

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俺らみたいな虫は意外と常に警戒してる事が多いのよ。」


阿部「ほうほう。」


トンボ「でもね、そんな俺らでもうっかりとかはあったりなかったりで、いや、なきにしもあらずなわけなのよ。」


阿部「ん?ちょっと表現が回りくどいな。」


トンボ「ははは。余裕を持てや。」


阿部「まぁ飲めよ。」


トンボ「おーととととと。悪いな。ぐびぐびぐび・・・あ~うめぇ。」


阿部「相変わらず飲みっぷりがいいねぇ。」


トンボ「ははは。おめぇさんには負けるよ。てなわけでおめぇさんも一杯。」


阿部「おーちょちょちょちょ。ありがとう。んむんむんむんむ・・・か~最高!」


トンボ「あれ、何の話してたっけ?」


阿部「虫もうっかりがあるんだろ?」


トンボ「そうそう!あ、お前さん余裕あるね。ちゃんと俺の話を覚えてくれているなんてさ。」


阿部「うるせぇな!早く話せよ!」


トンボ「あ?なんだてめぇ?」


阿部「あ?」


トンボ「あ?」


阿部「わりぃ。」


トンボ「こちらこそ。んで俺ら虫は人間のうっかりと違って、うっかり一つで命を落としたりするわけよ。」


阿部「ほうほう。」


トンボ「例えば蜘蛛とかいるだろ?」


阿部「いるね。」


トンボ「あの蜘蛛っつうのは、」


阿部「うるせぇな!早く話せよ!」


トンボ「話してんだろうがよ! 何途中で止めてんだよ!」


阿部「んで蜘蛛がどうしたって?」


トンボ「おいおいおい。病気か?」


阿部「ちょっち。」


トンボ「おおお。可愛い。」


阿部「えへ。」


トンボ「せぇっ。(うるさいという事)んでその蜘蛛っていうのは、
    
    あいつら巣を作るわけだ。

    その巣をベタな所に作る奴もいればお前こんなところに作ってんじゃねぇよと
    
    ツッコミ入れたくなるようなやつもいるわけよ。

    その一例として、自転車の車輪の骨組みと骨組みの間とかな。

    あれは参るぜ。なんてったってまさかこんなところには作らねぇだろう?

    翌日には持ち主がこぎ始めるんだからよ。

    蜘蛛だって一歩間違えたら即死だぜ?
    
    ・・・・という潜入感で通ろうとしてみろ?

    一発で絡みつき確定だぜ?

    だからよ。

    うっかりは禁物っていうことだよ。

    俺は常にアンテナ張ってるぜ。だから罠にはひっかからねぇ。

    

    ま、トンボだけに危ないところは自分から通せんぼ、なんつってな。


    はははは。」


阿部「zzzzzzzzzz。」


トンボ「ははは。可愛いじゃねぇの。

    俺もまだまだ甘ぇな。

    危険にはアンテナ張れても人の気持ちには蜘蛛の巣程度も張れてねぇや。

    
    お、なんか色々うめぇな。

    親父。酒!」


坊主店主「へいへい。」