何を隠そう、2月14日はステファノシェフのお誕生日でした。
バレンタインデー生まれなので、実はミドルネームが「ヴァレンティーノ」となっている、ステファノシェフ。
「自分が好きなものを食べたい!!」ということで、自らディナーを作ることになりました。
日本では、「お誕生日の人は周りに祝ってもらう」というのが定番ですが、イタリアではお誕生日の人自らが職場にケーキなどを持っていき、一緒に祝ってもらうシステム。
これって、良い風習だなぁと思います。お祝いしてくれるのを待つより、すっきりしてるし効率が良い感じ。
日本のように「自分から言い出すのは、ちょっと。。。」という遠慮がなくて、「一緒に祝って~!!!」というハッピーな積極的な感じが、私はとても好きで見習っていました。
さて、ステファノシェフが一番食べたかったのは、故郷の味「スカッチャ」(お忘れになった方、こちらをご参照ください→ http://ameblo.jp/stefanoetomoko/entry-11586838981.html )。
今回はオーブンで焼くのではなく、油で揚げる「スカッチャ・フリッタ」を作りました。
このように膨らみます。
中身も準備。玉ねぎやパンチェッタなどを炒めて、トマトソースを加え煮込みます。
膨らんだ生地を1個の大きさに切り分け、伸ばします。
中身を入れ、上にチーズを振りかけて
包みます。この周りのくねくねが難しい!ステファノのお母さんはとっても上手だったなぁ。
でも、数をこなす内に、段々上達していくから楽しい!
作業中の私達。
最後、生地が余り中身がなくなったため、急遽何をいれるか考える。
ロシアンルーレット的にわさびなんかもいいねぇ、と言っていましたが、最終的には本日のセコンド「豚肉の煮込み」のソースとクリームチーズを入れることにしました。
違いがわかるように、印をつけました。(が、揚げている最中に、この文字が剥がれる・・・)
揚がりました。もちろん、揚げたてを味見★
周りがサックリ中身がアツアツ。
テーブルへ。
このスカッチャ・フリッタ、家族も大絶賛(≧◇≦)
生地が手作りなので、カリカリもちもちしており、大好評でした★
中身のソースもブルレッティ家の懐かしい味で、私の家族がステファノシェフの実家を訪問した際に食べた、懐かしいお味。お腹いっぱいなのに、ついつい食べてしまいます。
お祝いだし、バレンタインだから、ロゼのスプマンテをチョイス。
ちなみに、プリモはお肉のトルテッリーニ(詰め物をしたパスタ)、ゴルゴンゾーラソース★
濃厚なゴルゴンゾーラの香りが食欲をそそります。
セコンドにはやはり赤を。ステファノシェフ出身のシチリアのワインをチョイス。ネロダーヴォラとシラーズのミックスでしたが、完熟の果実の味わいが広がり美味♪
セコンドは豚バラの煮込み。付け合わせはホウレンソウのAOP(ペペロンチーノ風)と、私がステファノシェフのお料理の中で最も好きなもののひとつに入る、ナスのマリネ。
豚バラが香草やキノコの入ったソースでやわらかく煮込まれており、美味しい~(≧◇≦)
そしてケーキは、両親よりキルフェボンのりんごのタルト(^^♪
ステファノシェフは生クリームのスポンジケーキがあまり好きでなく(私は大好きだけど)、パイ生地のものやカスタードクリーム、フルーツタルト(しかも色々なフルーツが乗ってるやつではなく単一果物が好み。私は絶対色々乗ってる派!!)などが好みなのです。む、難しい。。。。
この日、天神中のデパートを駆けずり回りましたが、パイ生地のケーキって売ってない!!
カットされたミルフィーユやホールのアップルパイくらいしかなく、「お誕生日にアップルパイはないだろう」ということで、結局はキルフェボンに行き、カラメルリンゴのタルトをホールで買いました。
ちゃんとローソクを点けて、ハッピーバースデーの歌を家族で歌いました♪
ご満悦なステファノシェフ。
その後、ステファノシェフや父が受け取った(私たちがあげた)チョコレートを一部開けてをつまみました。
たくさんチョコレートを頂き、まだまだストックがいっぱいあります(≧◇≦)
といった感じの、ステファノシェフのお誕生ディナーでした★