入学の季節を迎えて 思い返すこと

すべてを糧に。　にお立ち寄りくださり　ありがとうございます。
 
継息子（以下、長男) と　継娘（以下、娘）との、１１年余りの継母生活について
 
自分の心の整理と、
 
これから　継母経験を　深める方々へ
ここまでに　ならないように　と　祈りつつ
反面教師など…何等かの　お役に立てば　という　思いで　綴っています。
 
趣旨をご理解いただける方に　お読みいただけたら　嬉しく思います。
どうぞ　よろしくお願いします。　（勝手ながらアメトピ掲載はお断りします。）
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

末っ子の新学期も　始まりました。

継母の皆さん　春休みお疲れさまでしたっ！！！
一人だけの時間が　少しでも　できると　
モチベーションにも変化が　あるかもですね。

給食が始まるまで　あと　ひと頑張り。

うちは　娘の短大新学期は　始まっていますが、
金曜は　午後から授業…ってことで　まだ　寝てるようです。
ということで…　私は　微妙な　一人時間です（笑）。

でも　普通の家庭（？）に近い　我が家に　なってきました。
もちろん　細々な問題は　山ほど起こります。
でも　それは　ステファ以外の　家庭でも　ありえそうな　範囲かな、と。

長男のような　わけわからない　異常行動に　振り回されない生活。
ありがたい　気持ちを　日々　感じていたいと思います。

そんな中　入学の季節…　と　思うと　思い返すことがあります。
もちろん　長男のこと。
高校入学～　のことです。

10才から　継母として　面倒を見るようになり、
12才でADHDと診断され、
病院の先生からは　「失敗して　覚えていくしかない」　と言われ、
小中学校　いろいろ　ありながらも
中学卒業までは、
友達が　一切いなくなる　とか、
素行が　悪くなる　とかは　ありませんでした。

素行が悪くなりかけている子とも　交友は　あったけれど、
深みにはまらない　というか　一定の距離は　うまく　とれてた感がありました。
それよりも　昔からの　近所の「幼馴染」　のが　なじんだのでしょうね、きっと。

とはいえ、
小学校の修学旅行では お小遣いを　すぐに使い切り…（昨年 5/10 の記事）
とか、
中学校では　部活の後輩のお弁当を　数人で食べてしまった
とか…その他　細々は　思い出せないほど　ありましたが…

中学の部活の先生が　３年にあがるタイミングで　異動してしまい、
その後の　顧問と　そりが合わず、
部活の最後も　くさった状態にも　なりましたが…

でも　素は　単純な長男なので、
中３の時は　初めて受験生を受け持つ　熱血先生が　担任となり、
その熱に　一番　乗ったのが　長男…
５段階評価の内申が　９教科で　一年で　８　上がりました…。

そんなで　病院の先生からも
「第一志望に　無事　合格して、　学校生活も　落ち着いていて、
一旦　通院を　卒業しましょう。」
と　言われました。

先生が　おっしゃること…　私は　疑いもせずに　受け取りました。
当時は…。

まだ　発達障害（でも、継息子は　愛着障害なんだろうけれど…）への
理解も　今より　ずっと　浅かった私。

　：

　：

今では　わかります。

…ってか、発達障害じゃなくても　実親なら　わかるんだろうな…
　子どもは　環境の変化が　大きいときが　一番　要注意　と…

それは　実子を　持たずに　母役になった　初婚継母の
私の　弱点　だったのでしょう。
　（まして、私自身も　温かい家庭環境で　育ってないから　見本も知らない状態）

　（実子も　ようやく　幼稚園入園のタイミング　でしたし…）

長男が　高校に入学して　私が　方針として　思ったこと。

それなりに　大人扱い　していこう。　高校生として　尊重しよう。

何か　起こった時に　学べばいい。　病院の先生が　おっしゃる通りに。

でした…。

これが　今思うと　大きな　間違いでした。

身分は　高校生になっても　心が　すぐに　入れ替わるわけではない。

まして　お金を持って　学校に行ったり、　電車に乗って　学校に行ったり、

中学とは　世界が　違いすぎます。

ADHDと言われる　長男には　刺激的すぎました。

失敗ばかり　だったと　思うのです。

人に　迷惑かけて　ばかりだったと　思うのです。

が

あの　性質上…

人に　迷惑をかけた　とは　思わないだろうし…

行動範囲が　広がったゆえ、

なにか　やらかしていたとしても　親の　耳に届くのも　難しくなりました。

だから　長男が　ウソを　ついたら　対応が　遅れるだけでした。

そして　ウソだらけでした。

スマホも　もつようになり　生母とも　連絡取り放題に　なりました。

それで　どうなったかは　すべては　つかめていません。

高校全体　または　保健の先生だけに　ADHDを　伝えるか否かも、

長男と話し合った結果　長男を尊重して　伝えない選択を　当初は　しました。

これも　今と　なっては　初めに　伝えるべきだった　と　私は　思ってます。

　…　高１の担任と　長男の　折り合いが悪く、　というか、

　　　長男の　提出物や　態度が　悪すぎたのでしょうが、

　　　担任が　「〇〇（長男の苗字）　みたいになるな」　と、

　　　クラス全員を前に　おっしゃったそうです。

　　　それで　長男は　人格否定されたと思い、不安定に。

　　　まあ、でも、長男の態度が　担任の存在を　否定していたからでしょ、

　　　と　思いもするんだけど。

　　　…と、私は　不安定な長男に対して

　　　　学校のスクールカウンセラーを　予約したり、

　　　　養護教諭、副担任　と　お話を　させてもらったり、

　　　　そのタイミングで　ADHDも伝えました。

　　　　…書くまで忘れていましたが、私　走り回っていたのですね…

ADHDの特性上、新しい刺激への　ワクワク感は　想像を絶するものがあります。

なので　環境が　変わると　長男は　当初は　よく　しゃべってくれます。

入学も　新しいバイトも　新しい仕事も…

あんなことが　あった、こんなことが　あった、と。

が！　当時は　わからなかったことですが、

振り返ってみて　私が　学んだこと。

あんなに　饒舌だった　長男が　語らなくなる

…　それが　長男の　黄信号・赤信号　なのだと　今は　わかりました。

そこまでは　わかったとして…

じゃあ　あの　高校入学してからの　長男に対して

私は　どういう　見守り、　行動を　するだろうか…と　思うと、

正直　答えは　でていません。

でも　私、長男から　逃げてる面も　あったかも。

「高校生として　尊重しよう」

と　思いながらも

あ～　やれやれ　ちょっと　手が離れた。　（単に　学校の距離が　できただけなのに）

長男自身で　うまく　やってください。

なんて　思う自分も　いたと　思う。　たぶん。

放棄とまでは　いかないけれど　

見守り方に　なんらかの　穴が　あったんだと　思う。

その分　後から　ツケが　回ってきたのだと　思う。

でもね　その穴は　私が　埋めるべきだったー　では　ないと　思う。

実親　うちだと　夫　が　すべきだったと　思う。

それだけは　強く　思う。

…　高校選択に　関しても　継母経験として　思うところがあります。

　　また　おいおい　書こうと　思います。

長文になりました。

ここまで　今回も　お読みくださり　ありがとうございました。