すべてを糧に。 に お立ち寄りいただき ありがとうございます。
継息子(以下、長男) と 継娘(以下、娘)との、
11年余りの 今までの継母生活について
 
自分の心の整理と、
 
これから 継母経験を 深める方々へ
ここまでに ならないように と 祈りつつ
反面教師など…何等かの お役に立てば という 思いで
 
綴っています。
 
趣旨をご理解いただける方に お読みいただけたら 嬉しく思います。
どうぞ よろしくお願いします。

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私は このブログを始める 少し前から
自分を苦しめていた 原因の一つが 
アダルトチルドレン だったと ようやく ようやく 腹落ちしました。
 
そして 私は 動き出しました。 
 (このブログを 始めたことも その一つ)
ここまで行きつくまでに
一言では 語り切れない 継母生活 10年が過ぎていました。
 
こんなに時間が かかってしまったのは…
やっぱり アダルトチルドレンゆえの
「自分自身を大切にする力の 鈍感さ」 の為なんだろうな…。
     …だからって 継母10年 かかりすぎ!?…
 
 
 
『アダルトチルドレン
それまでも 何度も 耳には したことがあった言葉だけれど
 
 
自分が それだと 気づくまでは、
「大人なのに 子どもっぽい人」 
のことだと 思っていました。
 …私の母のように!?
 
 

でも 実は アダルトチルドレンの定義って、
例えば Wikipedia によると
 
  「機能不全家庭で育ったことにより、
  成人しても なお内心的なトラウマを持つ」
  という考え方、現象、または人のことを指す。
 
とのこと。
 
 
ああ… 私が 子どもの時に 満たされなかった部分、辛かった部分が
トラウマとして残っているって ことなんだね。
トラウマがある なんて 自覚なかったけれど。
 
子ども時代に、
頼るべきときに 頼れずに 一人で頑張ったり 我慢したり…
必要以上に ムリに頑張ろうとしちゃったり… ひたすら耐えたり…
 
 
…と言っても 傍からみて それほどまで ひどい環境で
 育っていたわけでは ないですけどね… 
…もっと苦労されている方は 数限りなく いることと思います…
 
 
 

私の場合、
母への 不満を 言おうものなら
何を言っても キーキー 何倍にもなって 言い返してきた母、
そんな母だから… 父と母の仲も よくなく…
 
私は 
母に 何を言っても 仕方ない と あきらめ、
自室で 何も感じないフリを しているような 記憶が。
 
そして
「早く 大人になりたい。」 …自分の力で生きれるように…
と 思っていた。
 
母は 自分のことを指摘されると キーキー 言い返すくせに、
私の言動、考えていること に関して ほとんど 何も言ってこなかった記憶。
 
そんな風で
私は 「心に残る言葉」 を ほとんどかけてもらえずに 育った。
うるさく言われすぎるよりは いいのかもしれないけれど…
 
おかげで 私は
自分の身は 自分で守る という意識が
いつしか 身についていた。
      … 今でも 人に頼るのは 下手です …
 
今でも 母は 私の 過酷なステファ生活に関して
「大丈夫?」 なんて 聞いてくることはない。
私が 母をいたわる行動をすると 子どものように 無邪気に喜びます。
 
 
 
アダルトチルドレンに気づき、
その克服に向けて 動き出すと、
違う見方ができるようになりました。
 
母は それしか知らなかったのだ、と。
母自身 兄弟の多い下の方の子なので 姉に育てられたのかもしれない。
姑も遠方であり 姑に 鍛えられることもなく
子どもの心のまま わがままを言っちゃう 生き方しか 
母は 知らないのかもしれない と 今は思う。
 
 
 
そんな風に 育ったから、
私自身 平和で 平穏な 家庭の温度を 知らないから、
 
なのに ステファなんて 難しいところに 頭ツッコんじゃって
      …こんなだから、自分自身を大切にする前に、
       他人の困り感をどうにかしてあげたく なっちゃったのだろうけど
 
 
それでも 難しい問題が 勃発しなければ 大丈夫だったのかもしれない。
過去の自分に バイバイして 新しい家庭で 幸せを 掴む、と。
 
でも 生母に置いていかれた 継子が 問題なく育っているはずがない。
 
 
そして 私自身が
我慢しすぎて 大事な部分が 未成熟な人間だったゆえ、
 
相当難しい子どもに対して 上手に 立ち回れるはずが なかったのだ。
      … 成熟している方でも 継子扱いは 苦労の連続でしょうけれど…
 
 
継子たちの あれやこれやに
私の アダルトチルドレンの チャイルドが 刺激され続ける 日々だったのだ。
 
 
 
(次回に続く)
 
今回も ここまで 読んでくださり ありがとうございました。