Kate Middleton
キャサリン妃がチャールズ国王の戴冠式で見せたスタイルをチェック
現地時間6日にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われたチャールズ国王の戴冠式にロイヤルメンバーとして参加したキャサリン妃

この日の式典にキャサリン妃は英国王室への奉職が称えられて授与されるロイヤル・ヴィクトリア勲章のワッペンが飾られた英国カラーのマントを身にまとって登場。そしてその下に着用したのが、Alexander McQueen(アレキサンダー・マックイーン)が特注で仕立てた純白のビスポークドレス。
マントを羽織っているので見にくいけれど、このドレスにはスカートの裾と首元にシルバーの繊細なフローラルの刺繍が施されていて、これはイギリスを構成する4つの国(イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド)それぞれを象徴するお花であるバラ、アザミ、水仙、シャムロック(三つ葉のクローバー)がモチーフにされたものなんだそう。
さらにドレスよりも大きな注目を集めたのが、キャサリン妃が頭に冠した草花が象られたデザインのシルバーのティアラ。でもこれは正式にはティアラではなくティアラ風の「ヘッドピース」。
この日は以前から環境問題に深い関心を寄せるチャールズ国王の意思を反映して、キャサリン妃もゴージャスなティアラではなくJess Collet(ジェス・コレット)がアレキサンダー・マックイーンと製作したボタニカルモチーフのヘッドピースを身につけて式典に参加することにしたんだそう。
キャサリン妃の耳元に光るのはダイアナ妃から譲り受けた南洋パールとダイヤモンドのイヤリング。重要なイベントではダイアナ妃やエリザベス女王のジュエリーを身につけることが多いキャサリン妃は、この日も例外ではなくダイアナ妃の愛したジュエリーを通して義理の母親にも思いを馳せたよう。
でもチャールズ国王の晴れの日に(この日のイギリスはあいにくの大雨だったそうだけど...)ダイアナ元妃のジュエリーを身につけたことには何か他意があるのでは?と勘ぐってもしまうけれど、もちろんそんなことはないと思うのでムダな深読みは禁物。
キャサリン妃が足元にオンしたのは以前から愛用するGianvito Rossi(ジャンヴィト・ロッシ)のホワイトのパンプス。
じつは長女のシャーロット王女もキャサリン妃と同じくアレキサンダー・マックイーンの白のワンピースとボタニカルモチーフのシルバーのヘッドピースを身につけていて、王室ファンも胸熱な純白の親子ペアルックに♥️
次男のルイ王子が着こなしたのは、イングランドの近衛歩兵連隊のユニフォームにインスパイされた軍服風のデザインのネイビーのコートとサイドにラインが入ったお揃いのパンツで、これは英国の名門紳士服テーラーが立ち並ぶ「スーツの聖地」サヴィル・ロウに店を構えるDege and Skinner(デージ・アンド・スキナー)が仕立てたもの。きっとスーツ好きにとっては、わずか5歳でサヴィル・ロウなんて羨望の眼差ししかないはず。
