去年タイを訪れた時には1バーツ2.4円位だったのが年が明けたらあっという間に3.5円超え。
このブログでもご紹介したとおり、多くの会社が倒産に追い込まれましたが、徐々に下がりはじめ、本日は3.19円です。



平均労働時間が減少、輸出減・バーツ高などが影響

04/06/2013


国立経済社会開発委員会(NESDB)は、第2四半期(4~6月)における民間企業の平均労働時間について、第1四半期に続いて減少するとの予測を発表した。

第1四半期における1週間あたりの平均労働時間は46・2時間。

製造業で2・9%減、建設業とサービス業で0・6%減を示した。

タイ工業連盟(FTI)のタニット副会長も、前期に続いて第2四半期も労働時間は減少するとし、「これには輸出の減少、欧州の経済停滞、バーツ高、最低賃金引き上げの影響など様々な要因がからんでいる」と指摘。

同副会長は、「4月のタイの輸出成長率はわずか2・9%。円安で日本の輸入が減少していることも影響した。しかし、既にバーツ高も緩和され始めているので、6月にはタイの輸出も回復を見せるだろう」と付け加えた。

さらに同氏は、「下半期に輸出が好転すれば、製造業の労働時間も増えるはず。今後の需要に合わせ、政府は今から技能労働者の育成などに取り組むべき」と提言している。