今回ご紹介するのは、米粉でできたやや太めのビーフンを使用して作るパッタイです。

パッタイは、タイで作られる焼きそばのことで、米粉で作った麺(センレックという幅数mmくらいの平たい麺を用いることが多い)を鶏肉・えび・厚揚げ・もやしなどの具材とともに炒め、ナンプラー・砂糖・タマリンド(東南アジアのマメ科の果物。果肉をペースト状にしたものを、酸味をつける調味料として用いる)などを使って甘酸っぱく味つけたもの。
仕上げに砕いたピーナッツやパクチーを散らし、マナオ(タイの果物でライムの一つ)の果汁をしぼりかける。

パッは「炒める」、タイは綴りは多少異なりますが、タイ王国のこと。

多くの場合は、ライム(マナオ)が添えられているので、好みで絞ってかけて食べる。
尚、ニラやもやしなどもよく添えられているが、これらも好みでパッタイに混ぜ込んだり、途中で箸休め的に生でそのまま食べる。

パッタイの歴史は浅く、第二次世界大戦当時、首相のプレーク・ピブーンソンクラームが紹介し広まったとされています。
当時、危機に直面していたタイ政府により、米の消費量を抑える目的で広められたようです。

辛いのが苦手な方にもお勧めの一品。

タイへの憧れ


タイへの憧れ