Ooyamazumi Okunoin
自分で語るライナーノーツ
福島県は西会津野沢にある「大山祇神社」をテーマにしたナンバー。
何年か前に南会津の温泉に行った時、立ち寄った神社が「大山祇神社」
国道49号線から西会津IC手前の交差点を南に折れた道の突き当りにあります。
大抵の神社には、その神社のご神体が祀られている社殿があって、この建物は「本殿」と呼ばれます。
本殿の前にあるのが参拝や祈祷が行われる「拝殿」で、一般に神社に参拝するというと拝殿で手を合わせるということになります。
大山祇神社は、オオヤマツミノオオカミが降臨し、「この山めっちゃええねん。ここでワシ、山神やってもええねんで!」と山で修行していた坊さんにご神託があったのが由来だそうで、それで大神様を祀る本殿が建てられたということです。山裾の拝殿よりおよそ4キロばかり山に入ったところにあるんですね。
赤い矢印の所が本殿
拝殿駐車場の奥の生活道路みたいな小道から入って行きます。
タイトルに「奥の院」ってありますが、実は本殿のさらに山奥の岩壁に「奥の院」と呼ばれる、祠が岩穴の中にあって玉鏡が祀られているそうです。
地元のガイドさんに案内してもらわないと行けないそうですが、いつか行って参拝したいものです!
私が行ったのは11月中頃で午後2時過ぎくらいから本殿へ参拝に登ったのですけど、とぼとぼと登っていくと雪深くなってきてケモノ道みたいな登山道から唐突に整然とした石段が現れたり、そろそろ着くかと期待が増す中、ちらちら見えていた木造の小屋に到着した。
その小屋の前を右に曲がると本殿の境内入口だった。
参道の石段を上がると別世界のような流れ造りの立派な御社。
当然の事ながら境内には誰も居なくて空気感が全く違う荘厳さに包まれた異空間にすっぽり入り込んだって感じでね。
何だか心地良い場所でもう少し居たかったけど、晩秋の早い夕刻もあってゆっくりもしていられず後ろ髪引かれる思いで帰路についたのですね。
下山の道がまた長くて。途中で日も落ちてしまうし。
足元も良く見えなくて、真っ暗になったらどうしようとひやひやしながら、やっと駐車場に辿り着いた時は、辺りは真っ暗。
わずか4キロでも山の雪道4キロは、やば~いです!
というわけで、西会津の大山祇神社をモチーフとして作ったのがこのナンバーです。
さて、今回の曲調としては、大山祇神社のあの不思議な雰囲気からして単に情緒的なバラードじゃ収まらない気がするんですよね。
年に一度の祭りの時は賑やかな境内に一変するし、人気のない晩秋の山中に佇む荘厳な社に時が止まったかのような近寄りがたい異界の空気を纏った不思議さもある。
イメージできてもなかなか曲にするって難しい。
バラードっぽい曲調が苦手な私としては、これが精一杯だけど透明感のあるナンバーにしたかった。
後半のすごく動き回るベースパートは、もし超絶テクのベーシスト「Mohini Dey」が弾いたらこんな風にやっちゃわないかってイメージして速弾きをぶっこんでみました。
まぁできてみれば、ストレートはロックナンバーなんですけどね。
次は、Cubase15から搭載された歌声合成ソフト「Omnivocal Beta」でヴォーカルものにも挑戦してみたいわぁ。



