今日は先生の告別式。昨夜のお通夜より悲しい雰囲気でした。


実は、先生は病気ではなく交通事故。8年間意識不明のまま入院生活でした。棺にはピカピカの日商簿記1級の教科書が入れられました。当時先生は72歳。商法書類計算規則が廃止され会社法になった後ぐらいです。新しい簿記のルールを研究されるつもりだったのだろうと想像しています。


交通事故で亡くなられた方の葬儀に出るのは初めて。本人はこれからやろうと計画していたことが一瞬で奪われる。家族は当たり前に帰ってくると思ってた人が帰ってこない。ニュースでは毎日のように見る事故のニュースですが、それがどういうことなのか自分なりに良く分かりました。


仕事を辞める前はつらくて毎日死にたいと考えてました。でもわざわざ自殺しなくても明日死ぬかもしれない。会う約束をしている友達、実家にいけば会える両親や妹、明日死ぬかもしれない。


多くの方が既に言ってますが、たまたまラッキーな偶然が重なって今生きてるだけ。さあ、自分はどうしよう。