2009年12月25日
PM02:30

家を出て5時間。ついに袖ケ浦陸運支局に着いた。



スティードを駐輪場に停めた。敷地内は思っていたより静かだ。



あ、まずは書類を手に入れるんだったか。と思い出す。




とりあえず代書とか何とか書かれた建物内へ。


入って迷っていても仕方ないの窓口内の老人に声を掛けた。

『もし、ご老人。構造変更をしたいのだが』



『‥‥若い方ゴホゴホ。初めてか?ゴフ

‥ここでは書類を売っておる。
そなたの言う構造変更申請書類は全部コミコミでゴフ25円じゃ…
これを持って隣の棟の一番奥の男に書類の確認を頼みなされゴホゴホ‥

さすれば道は開かれよう‥ゴフ

儂が教えて差し上げられるのはこれくらいじゃ‥…ゴファッ』


飛び散る赤い粒


老人は激しく吐血し、うつ伏せた。


俺は手を合わせ、黙って頷いた。



言われた通りの窓口に

『構造変更の書類確認を頼みたいのだが』


無記入の書類を見るなり
『あら~あなたここ初めてねん?じゃあここ書いて証紙貼ってまたきてねんハート


‥ガチムチ系だった



言われた通り車検証を見ながら記入し証紙を買いに行く。


先程の老人の隣の窓口だった。


買っている最中、ツッコミ待ちのうつ伏せた老人がチラチラこちらを見ているのがチラチラ視界に入り、正直うざかった。




全て揃えガチムチ系の窓口に戻ると変更する箇所を聞かれた。

『あなた書類オーケーよ。
一番の検査レーンに並んでねんハート



意外と簡単に書類は出来た。



後は検査だけとなった時、時刻はPM03:15 休憩時間になってしまう。




このまま第4ラウンドに受けてしまおう。

予約確認が番号確認の緩いものだったから問題ないだろう。




一番検査レーンの待機場所でコーヒーを飲みながらしばらくの休憩をするのであった。





この時PM03:20
第4ラウンド開始まであと10分