「可能な限り距離をとってください!」
これは私がセミナーの序盤で必ず言うセリフです。
チョットやばそう・・・と思う人がいれば近づかない、話をしなければならない場合でも3mほどの距離を保つのが理想とお伝えしています。
それでも、相手が暴力を振るいだしたら怖いですよね。
こうなったときに一番まずいのが、その場に立ちすくんでしまうこと!
立ちすくんでしまうのは「次にどうしたらよいかわからない」からではないでしょうか?
逆に言うと「どうすればよいか」を知っていれば、ケガをせずにその場から逃げることはできます。
難しい護身術を習うより「対処法」を知って、メンタルで相手に負けなければ弊社の「1秒護身術」で多くのシチュエーションは回避することができます。
今日は「パンチ」のお話し。
写真は私がアッパーの練習をしているところです。
どうでしょうか?
相手との距離、めちゃくちゃ近くないですか?
相手はボディミットをつけているので、本当はあと半歩近づかないとパンチは当たりません。
ボクシングの試合などを見るとよくわかるのですが、パンチの打ち合い状態になると、額と額をくっつけ合うくらいの超接近戦になります。
そうなんです!
実はこの位、距離が近づかないと正確なパンチは当たらないんです。
写真の場合だと、赤い服を着ている相手は半歩下がるか、下がらなくても上半身を後ろに反らすだけで、私は空振りします。
また、追い込まれて何発もパンチを食らっているとき、セコンドは「止まるな、止まるな!動け」と檄を飛ばしていますよね。
なぜかと言えば「止まってしまう」ことは、それだけ危険が大きいからです。
街中でイキがっている素人の場合、やいやい騒いで脅してみても本能的に嫌な距離があるので、確実なパンチを打てることはほとんどありません。
それでもパンチが当たってしまうのは、あなたの動きが止まってしまうからです。
よく、「警察24時」などで街中のケンカの様子を映していますが、加害者・被害者とも殴りあったところで、元気に罵り合っているじゃないですか。
少々流血していても、かすり傷程度のケガで大騒ぎしているにすぎません。
街頭トラブルのほとんどはこのレベルのいざこざです。
なので、セミナー等でお伝えしている簡単な「構え」「ガード」を覚えておくだけでも、ケガを負うリスクは大幅に軽減されるのです。
繰り返しますが、最もやってはいけないのは「自分の動きを止める」こと、怖いと思って縮こまってしまうのがいちばん危険です。
「動く」「距離をとる」「ガードする」これができれば、街頭トラブルに対するメンタリティも自然に強くなっていきます。
言い方を変えると、きちんと「動けば」「距離がとれる」、距離がとれれば「ガードができる」、ガードができれば「心に余裕がもてる」という好循環につながるということになります。
