雨上がりの朝、こんなに鮮やかな緑に溢れた苔に癒やされた!!

(箱根にある某施設で出会いました)

 

 

これッ !

 

そう、苔です。 (モスとも呼ばれます)

 

どこにでも存在しているけど、日頃から目立たず、あまりじっくりと見られること

もない静かな植物の一種です。

 

 
 
 
鮮やかな薔薇の煌びやかさも無く
 
ビオラの様な彩豊かな華やかさも無い
 
数億年前に誕生して、日本にも約2,000種類も存在するのに
その種類や名前さえあまり知られていない存在
 
 
あまり陽の当らない湿気のあるところで、ごく小さな緑の葉を密集させて
コロニーを形成して生きている
 
 
 
古い寺社仏閣、落ち着いた温泉や料亭の庭園などで日本古来の
伝統美 「わび」 「さび」を演出する大切な役目を担っています。
 
改めてその「苔」本体をじっくりと見てみると、小さいながらに
コロニーから瑞々しい緑の力と力強いエネルギーを感じる事が
出来ます。
 
近くで見つめていると、何故か心を落ち着かせ、何か癒しされる
不思議な植物?
 
道路の端にある側溝の蓋、ブロック塀の足元、階段のふち、
身近で見かける苔は「銀苔」と呼ばれるものが多くあります。
 
雨上がりの後で深い緑の色を放っている小さな「苔」を
たまにはじっくりと見て癒されるのも良い気分転換に
なります。