多賀城市福祉協議会のHP上を見てみると、長靴、ゴム手袋にマスクが必要と書いておりました。マスクは福島第一原発の放射能漏れが怖くて買った物がありましたのでそれを使う事にして、長靴、ゴム手袋は自宅にありませんので、ホームセンター行って安いのを買ってきました。
…ボランティアセンターのHPなどを読んでいくうちに知ったのだけど、これに参加する前にボランティア保険に加入しなくてはいけないんですね。そのやり方は、各地域にある社会福祉協議会からボランティア保険の申込用紙を貰い、それに必要事項を記入した物と金融機関で支払った保険料金の支払証を社会福祉協議会に持参し手続きを行うのだけど、ネットや郵送での申し込みは出来ないどころか、申込用紙もネットでダウンロード出来ず、わざわざ取りに行かないといけないのな。…めんどくさい。
しっかも、出発の日まで一週間を切っておりました。
しょうがないので、それを読んだ次の日の4月26日仕事終わった後に、ボランティア保険の申込用紙を貰いにダッシュで自分が住んでる区の福祉協議会へ行きました。受付時間が17:15分までと早い時間に受け付け終了してしまいますので、間に合わないのを半分覚悟で。
その日は幸い仕事は定時で終わり、職場から福祉協議会まで自転車ですぐの所にありましたので、何とか受付時間内に某区の福祉協議会に着きました。
そして事務所内に入ると、職員の方にボランティア保険についての説明を受けパンフレットと申込用紙を渡されました。
まず、ボランティア保険の種類として保証金額と地震、津波等の天災も保障するプランの物がありました。福祉協議会のHP上では天災も保障するタイプの物に加入するよう要請されておりましたので、それの一番安いもの600円の物に加入する事にしました。
用紙に活動内容について記載する所がありました。具体的に書かなければならないようです。これから現地に行ってどんな作業するか解りませんし、もしかしたら別の時にエントリーした某協会(自分が資格持っている協会とは別の協会)によるメンタルケアのボランティアとして現地に行くかもしれません。福祉協議会の職員の方に尋ねて確認しましたが、期間内でしたら記載したものと別件のボランティアとして行ったものでも有効だそうです。
ですからとりあえず、『家屋、ガレキの片づけ、掃除等』と書いておきました。
なおこの保険の保証期間は、受付日の翌日からH24年3月31日までが保証期間で、ここの受け付けは日曜と祝日が休みとの事です。出発日は5月1日日曜にする予定です。
金融機関の窓口での受け付けは4月29日祝日と30日の土曜は休みのように思いましたので、27日28日のうちに支払いをしなくてはいけません。
専用の振り込み用紙を使わないと振込み料金が無料にはなりませんのでATMからの振り込みは出来ません。面倒臭い事になりました。
翌日27日に某銀行で支払いを行い、その足で福祉協議会へ行って書類を渡しました。
この翌日でしょうか。現地には趣味であるボルダリングする時に履く作業着(笑)を持っていくつもりだったのに、寒くなるのを恐れたのか、つい調子に乗ってしまったのか、新しい作業着上下セット買ってしまいました。
これが終わったら普段着にするつもりでした。でもこれを書いている‘11.6.13現在一回も普段着として着ていないのはナイショです(苦笑)
…それはともかく、出発直前のある日おそらく29日だったんじゃないでしょうか。新聞に、他県者のボランティア受付を行っている宮城県の各市町村のボランティアセンターは岩沼市の物以外無いという内容の記事が載っているのが目に入りました。これを見た時驚きました。多賀城市に行くつもりだった上に、出発の日までわずかしかありませんでしたので。
それで多賀城市VCのHPを見て確認してみると、他県者お断りとは書いておりませんでした。ですので自分が行っても大丈夫だろと思いました。(現在多賀城市VCのHPで当時の物を見てみますと『県内・県外問わず、ボランティアの方々を募集しています!』と記載されています)
しかし、ボランティア受け入れは宮城県内居住者のみに変更されているのかもしれないと不安になりました。わざわざ遠く距離は東京から名古屋までと大して変わらない、宮城県まで行ったのにボランティアとして受け入れてくれず何も出来ない、行ったのがムダになる事は嫌でした。
そういった事から、岩沼市福祉協議会のHPを確認してみました。こちらははっきりと他県からのボランティアも受け付けますと書いてありました。
それにこの時もそうだったのですが、そこのHPはその日ボランティアとして行った活動や出来事を毎日報告しており、その文体から何か書いている人の暖かい性格みたいな物が伝わっているように感じておりました。
そんな事から、結局は岩沼市の方に行く事にしました。
行く前日の4月30日の昼間、何か持っていかなくてはならない物や必要な物資はないだろうかと思い岩沼市VCにTELしてみました。
応対してくれた職員の方によりますと、援助を行って欲しい物資はないそうですが、施設に備え付けの道具が足りないので、なるべくスコップを持参して欲しいとの事でした。それと来る時は気を付けてとも、言っておられました。
ただ、この日はボランティア参加受付開始時間の8時半に必要な人数に達してしまい、この時間でボランティアの募集を打ち切ってしまったとの事でした。
大変な事になりました。翌日5月1日は日曜日。GW真っ只中ですので沢山の参加者が来る事でしょう。
そうなると、10時過ぎに現地に到着したのでは、ボランティアとして参加出来ないかもしれません。8時半に到着して受け付けを済ませなくてはなりません。
…只でさえ朝弱いのに……。
仙台のICから東京の自宅まで無理矢理トバして4時間半で帰ってきた事がありますけど、復旧したばかりの東北自動車道を通って岩沼市まで行くのに何時間かかるのでしょうか?
受付時間までに現地に到着する為には、自宅を何時に出発しなくてはならないのでしょうか?…
…結局3時半に起きて4時に自宅を出る事にしました。岩沼市に8時半までに到着しボランティア受付を出来るか解りませんが、やるだけやってみる事にしました。
またスコップは、現地に着いてもボランティアの作業が出来るかどうか解りませんし、スコップ持ってバイクに乗るのは大変ですので、それを持参せず、現地に有る物を借りる事にしました。
翌日の準備などといった雑事を行いながら、様々な事を思っていました。
自分は計画通りちゃんと現地に到着出来るのか、行ってもちゃんとボランティアの仕事があるのだろうかという不安を感じました。
また初日は早起きしてボランティアの受け付けをせず、現地を見て回った方が良いのではないかという楽な考えに誘惑されてるような気持ちにもなったりしていました。
或いは、ボランティアって、旅行などに使える貴重な時間をつぶして、わざわざ無給の奉仕活動をする物なんだなぁとも思いました。
そして、昔某野球イベントにボランティアとして参加した時の、内心そのイベントを楽しみたかったのにボランティアの作業によってやりたい事が出来ずやりきれない気分になったという当時の出来事を思い出したりしてしまいました。
そんな事を思いつつ布団の中に潜った時には、時計の針は既に夜中の12時過ぎを回っていました。
< つづく >