神奈川県、太陽光発電の補助拡充 共同住宅は9倍


神奈川県は2012年度にマンションやアパートなど共同住宅と、中小企業の店舗や工場への太陽光発電設備の導入支援制度を拡充する。共同住宅向けは補助金総額を今年度の9倍の1億3500万円に増やす。中小企業向けに太陽光発電設備導入に特化した制度融資の枠組みを倍増させる。

 補助総額を9倍に増やすのは「共同住宅太陽光発電設備設置補助」で、マンションやアパートの管理組合や住宅所有者などを対象に助成する。補助額は1キロワット当たり1万5000円、上限は14万9000円。今年度は当初の想定の1.8倍にあたる187件の申請があり、今後も補助申し込みが増えると判断した。

 共同住宅の太陽光発電設備で発電した分は原則としてマンションの共用部分などに使うが、非常時には各部屋にも供給できる。余った分で売電収入を得られ、環境意識の高い住人にアピールできる。「所有者らに導入を働き掛ける管理・運営会社も出ている」(県太陽光発電推進課)という。


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2月20日に日経電子版に載っていた記事です。


共同住宅への補助金が活発になり、設置する共同住宅が増えるだろうという記事なのだが、、、


まず、共同住宅への設置には戸建て住宅には通常かからない、基礎工事・防水工事・電気配線工事の費用がかかります。1kW当たりの単価でいうと戸建ては40~55万円/kWに対し100万円/kW以上かかるところもあると思う。そうなるとまず、国の補助金が現状では受けられないこと。また、設置費用に対して1kW当たり15,000円というのは、戸建て住宅とは異なり、補助金が設置への後押しとはいかない気がする。


次に、通常は共用部に使用し、非常時には各部屋にも供給できるというのがよくわからない。切り替えるのか?そのための電気配線費、各部屋にどの程度の電力が供給できるのか。一部屋1.5kW供給するとしても2kW程の太陽光が必要になり、例えば30戸あったとすると、30×2=60kWになり、安くみて1kW70万円としても4200万円かかる話で、どうなんだろうと思ってしまう。


マンションへの設置についてはなかなか打開策がでない現状があるが、僕はマンションの条件を定め、マンションの為の補助金を作るしかないのではと今は思っている。住宅といって戸建てと一緒にはできないし、産業用といってビルや工場とも一緒にはできない。

マンション専用の補助金を作ればマンションびいきと非難されるかもしれないが、

設置が難しいマンションに住んでいる人が、太陽光発電促進付加金を電気代として払っているのを考えるとどうも納得がいかない。


それどころか、このままだとマンションだけが太陽光が設置できずに残っていってしまうような気がする。

突破口はないものだろうか。


※マンションへの設置が難しいのは既築のマンションだと考えており、文章中のマンションは既築マンションを意味しています。宜しくお願いします。