抗生物質を飲んだら、HIVやクラミジア等に感染する確率は下がりますか? | 性病検査・性病の症状を現役スタッフが詳しく解説します

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性病科に務める現役スタッフだからこそ分かる
性病検査の種類や対処方法など詳しく解説していきます。

性病に関する正しい知識・情報を出来る限り発信していきます。

こんにちは。

性病検査マスターのランドリーです。

お客さんによく聞かれる質問!!

「事前に抗生物質を飲めば、性病って予防できるんでしょ?」

「出た~~~~この間違った知識!!叫び

と言いたくなってしまうような質問。

結論から言うと、コンドームを付けていない場合の性行為ですと
抗生物質を飲んでも、ほぼ予防効果はありません。

中途半端な内服はかえって病状の発見を遅らせ、治療するチャンスも
失いますし、耐性菌も招くこともあります。

※耐性菌とは、薬に対して抵抗力を持ってしまい、
薬が効きにくくなった菌のことです。
耐性菌にかかると、薬を使っても病気が治らなくなってしまうのです。

特にHIV,梅毒、B型、C型肝炎、ヘルペスなどのウィルス性の
性病は全く効果はありません。


抗生物質は、治療効果が期待できる性病に感染した場合のみ
有効です。

HIVやクラミジアもといった性病の予防は”コンドーム”しかありません。


そして大事なのは、あなた自身、性病に感染していないか
検査をして確認することです。