1日で1.3人のHIV感染者 | 性病検査・性病の症状を現役スタッフが詳しく解説します

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性病科に務める現役スタッフだからこそ分かる
性病検査の種類や対処方法など詳しく解説していきます。

性病に関する正しい知識・情報を出来る限り発信していきます。

こんにちは。
性病検査マスターのランドリーです。

当院では3ヶ月に一度、東京都内で新規にHIV感染者、
もしくはAIDS(エイズ)発症された患者の数が報告されます。
※全国版は半年に一度です。

今回は平成24年1月2日~平成元年4月1日までの報告です。

HIV感染者・AIDS(エイズ)患者の新規報告数は106件です。

内訳はHIV感染者85件、エイズ発症者21件。

同性間性的接触が72件、異性間性的接触19件、
その他(母子感染など)が15件でした。

年齢別ですとHIV感染者は30代、20代の順に多く、
エイズ発症者は40代、30代の順に多くなっていました。

男女別ですと、男性(新規)HIV感染者79人 女性6人(新規)

エイズ発症者は男性(新規)21人 女性はゼロ。

東京都内だけで1日1.3人がHIV感染者になっている計算になります。

この数字を多いと感じるか少ないと感じるかはあなた自身ですが、
おそらく、HIV検査されていない方も多いため、
感染している方が倍以上いるだろうと想定されています。

HIVは感染するまでに自覚症状がないことから感染に気づきにくい
病気です。

まずHIVの検査をうけ、感染を早期に知ることは、
その後の生活の質を維持していく上でも、とても重要なことです。

保健所、病院、検査キット
形はどうあれ、まず検査を受けてみてください。
※匿名で検査も可能です

HIVは他人事ではなく、自分も可能性があり、
皆で考えていかなければいけないことです。

あなた自身のため、またあなたの大事なパートナーのため。

繰り返しますが、まずは検査することからはじめましょう。