性病であるAIDSを発症することによりマイコプラズマ肺炎や肺にカビが発生します。AIDSは後天性免疫不全症候群言われて、人が保持している免疫力が著しく低下する病気です。例えば風邪を引くと、自分の身体の中に存在する免疫力が侵入してきた風邪の細菌と戦い、戦いに勝つことで免疫力を強化していきます。しかし、AIDSが発症するとこの免疫力が低下するので、うっかり風邪を発症させればたちまち身体は風邪の細菌によって支配をされてしまいます。AIDS発症者で特に多いの病気がマイコプラズマ肺炎です。風邪の症状の悪化で、呼吸器官にも影響を及ぼします。マイコプラズマ肺炎は非常に呼吸がしにくく、AIDSを発症させた状態だと薬を飲んでもさして効果は現れません。AIDSが発症していないのなら、薬の投与と安静にしていれば治癒は出来ますが、著しく免疫力が低下している身体では耐えきれません。この状態が続くと、より身体は弱まり続け、最終的には肺にカビが発生するという恐ろしい事態が幕を開けます。マイコプラズマ肺炎の重症化により肺はほとんど機能しなくなります。人が免疫力を低下させると肺以外にも様々な身体の部位にカビの発生をもたらします。非常に恐ろしい病気で、AIDS発症による死因の一番は肺を患い、死に至ることです。性病であるので、多くの人は性器に被害が一番及ぶのではないかと思うでしょうが、AIDSの場合は他の性病とはこうした異なる事実があります。AIDSは現在は治療法は確立されていませんが、発症を抑える薬は開発されています。しかし、いつ開発されるか分からないAIDSの特効薬が出来上がるまで発症を抑える薬を飲み続けていくのは何かと不安がつきものとなります。