家族内での感染や浴槽で感染!トリコモナスという性病 | 性行為をしてもしなくても性病にかかる危険性がある

性行為をしてもしなくても性病にかかる危険性がある

性行為をしなくてもお風呂場などでも感染する危険性があります。もちろん性行為をすればもっと感染する確率は上がります。性行為でも接触やオーラルセックス、セックスと大きく分けて三種類です。それぞれ色々な性病のリスクがあります。

性感染症はほとんどが性行為が感染経路と知られていますが、そうでない感染症もあります。トリコモナスという感染症は通常の性行為が原因で感染しますが、その他に、浴槽での感染や、便座からの感染などが知られています。これはトリコモナスが水中での長期間の感染性を持つことが原因となっています。
 トリコモナスの症状は、細菌が増殖することで、特徴的な症状がでます。主に、泡状の悪臭の強い黄色いオリモノが増加し、外陰部、膣に強い痒みを訴えることが多いです。これは弱酸性の膣内環境を細菌が変えてしまうため、特徴的な症状が出ることが多いのです。また妊娠中の女性がトリコモナスに感染してしまうと、細菌性膣症を合併してしまうことがあります。合併してしまった結果、膜の炎症(絨毛羊膜炎)、胎盤の炎症(絨毛炎)、羊水内感染(羊膜炎)、臍の尾 や胎児へ感染(索条炎)を発症する原因があるので注意が必要です。また、腹部の痛みや、破水や早産の原因ともなることがあります。
 このようにトリコモナスに感染してしまうと、多くの疾患の原因となる可能性があり、無視することのできない性病だということがわかります。便座や浴槽からの感染は、予防が難しいですが、性行為からの感染は、コンドームの適切な使用や、不特定多数の相手との性行為をしないなど、簡単に予防することが可能です。自分だけでなく、パートナーにまで感染させてしまうリスクもあるので、どれだけ予防が大切ががわかっていただけたはずです。多くの場合は性行為からの感染ですが、トリコモナスは他にも感染経路があることを知っておくだけでも大きな違いとなってくるはずです。いくら予防していても、身体に異変を感じたら早めに医療機関を受診するようにしましょう。