KY 空気を読めないとダメですか?
空気を読むことをしないと自分の存在価値を認めてもらえないと思っている人へ
こんにちは、自分軸育成コーチ & 社員教育研修講師をしている須永昌明です。
空気を読む、読めないなって言いますが、広くは「空気を読めない奴はダメなやつ」「いじめの対象にされる」なんて言われていますね。
だから「空気を読む努力」をし、仲間はずれにならないように、または変に目立つ存在にならないようにと自分を発揮できず、そして諦めてしまう、私も以前そうでした。
今回は『空気を読む努力』はしても、その状況に応じて、適切に自分を発揮できるようになりたいと思っている方にぜひ読んでほしい内容です。
幼少期の体験は人生に影響を与えると言いますが、私も幼少の頃、親戚中をたらい回しにされていたときがありました。その家の人たちに気を使い、自分を出さないように、目立たないようにと過ごしたときがありました。
また小学校に上がっても給食費が払えず、同級生から「貧乏」とイジメられ、そのイジメが悪化しないように、周囲の顔色をうかがいながら目立たないようにと過ごし、中学校を卒業するまで9年間続きました。
17歳の時に「自分らしく、人の役に立つ生き方をする!」と決めました。しかし長い時間周囲の空気を読み、問題が起きないように、標的にされないようにしてきた習慣はなかなか抜けられず、仕事の世界に入っても周りの目を気にして空気を読んでばかり…これがまさに他人軸の判断・行動です。
こうしたことからなかなか抜けきれず、お客様や上司と対応していても、ミーティングに参加をしていても、どこかで「心のセーブ」がかかり、「言いたい…」と思っていても積極的に発言することも出来ていませんでした。
今、長年研修の講師をしていて感じることは、私と同様に何かしらの「心のセーブ」がかかって他人軸の判断となり、自分を発揮し切れていない若手社員や管理職の人が多いと感じています。
このように常に周囲の空気を気にし、読む努力をして、それに合わせようとして自分を出せずに、我慢をし続けていると、いずれ後悔の多い人生になってしまいます。
なんとかそこから這い出て、本当はもっと自分らしさを発揮して良き仕事人生に、良き成果結果を出したいとお考えの方、最後まで読み進めてくださいね。
空気は読むものではない。
呼吸して自分のパワーに変えるもの
空気を読むこと=他人軸の判断をやめて自分を発揮するには?
3つの段階を大切にし、自分軸を作り、育てること。
まずは価値観認め合い法です。金子みすゞさんの「みんな違って、みんないい」という言葉がありますが、私は真理だと思っています。
自他の違いを認めることで、自己の価値観を深く承認することが大切です。
この部分は多くの人は知っていることと思います。
でも「自分の意見は言ってみよう」、また「発言する権利を有しているんだから」と思ってみても、実際にはミーティングや会議でつい意見があるのに言えなくなってしまったり、「こんなことを言ったら迷惑かな」「変な人って思われるかな」「もっと考えて発言しろって思われちゃうかな」と頭で理解していても、実行となると遠慮や恐れ、羞恥心などの「心のセーブ」が働き、言えなくなってしまうことってありますよね。
だからこそ、まずはベースとして「自分を表現することやその権利の主張することは認められていること」ということを深く深く理解することです。
世界で唯一無二の存在が自分であり、人生は選択と創造のプロセスであり、全ての判断・決断の自由と責任は自分の手中にあり、この国に、この親の元に生まれてきたこと、この体験をしていることには意味があり、その意味の付け方も自分が決めているという事実を理解することです。
私もこれらの事実を受け入れることで、自他共に幸せになる自分軸をもてるようになりました。
次に自分の中で繰り返される自分への質問をコントロールすることです。
「何であの時あんなことしたの?」「なぜやらなかったの?」「どうしていつも言えないの?」なんて質問ばかり自分に向かってしていたら、自分のダメなところしか浮かんできませんね。これでは自己肯定感が下がってしまいます。
繰り返される自分を責めるだけの質問は、「責任を果たす為に…」などというカッコいいことではなく、自分をただ苦しめ、自分は役立たずだと思い込ませることになってしまいます。「自分を責め立てる自分」への質問に気付き、ストップさせ、質問の仕方を変えることです。
そして真の自分軸(核)を構築することです。
まずは自分で自分の価値観を認めるところからスタートし、自分の核として大切にしていることを理解する。
自分と人は違っていて当然で、分かり合えなくて当然で、だからこそコミュニケーションが大切で、その取り方が重要だと腑に落ちれば、正しい空気の読み方が出来るはず。
そして自分の軸を育て、他者の自分軸を育てるマインドセットが大切になります。
幼少期に埋め込まれたものが強烈で、深い場所にあればあるほど、これらは口で言うほど簡単ではないです。
でも探す、見つける、改良するその考え方と方法は講座の中に、散りばめられています。私たちの身近な話題と共に理解促進ができるようになっています。
私も「核となる自分軸」を作り、育てることでより自分らしさを保てるようになりました。「光陰矢の如し」と言いますが、この世からの旅立つ際に、「もっと自分らしく生きればよかった」と後悔はしたくないものです。
「相手からどう思われるか」「あとから何かを言われないか」などなどと、
空気を読んで、「自分」のいない他人軸で判断する自分ではなく、より自分らしく、自主的に自他共に喜ぶお役立ちをしする、そんな自分を育ててみませんか?
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私が自分軸育成コーチ及び社員教育研修講師を行なう理由は、
人々がより自分らしく「一隅を照らす」仕事をすることで、
日本を元気するお役立ちをしたいからです。
是非、一緒に明るい未来のために「一燈照隅」しましょう。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。