【ツイート①】

《子どもの成長機会を奪う「親切すぎる教師」の罪 「不親切教師」が子どもを伸ばし残業も減らす訳》

(記事概要)

 稲作体験授業。やっとおコメが取れた時子供が「先生、おコメを作るのって簡単だね」。確かに子供達がやったのは田植えと刈り取りだけで、合鴨農法のための合鴨の世話や夏休み中も一生懸命管理を頑張ったのは教員だった。

(感想)

 子供が自分でやるから発見があり力がつきます。子育ても同じで、いい意味での親の手抜き”(子供が自分でできることは親ががんばらず自分でやらせること)が必要です。


【ツイート②】

《陣内智則 食事中もタブレットで動画を見る子供に「注意したら食べないし」》

(記事概要)

iPadYouTube見て。ご飯食べる時もやっぱそれ見るんですね」「でもそれ注意したら食べないし」と陣内。

(感想)

 最低限食事中だけは家族のコミュニケーションを優先するべきです。今のままだとどうなるかは歴史が証明しています下記記事2枚目のスライドをご参照ください。


【ツイート③】

子への叱り方「次は頑張ろうね」 自立心に好影響 神戸・同志社両大調査》

(記事概要)

  A次は頑張ろうねB「どうしてできないの」C罰を科された。自立心、安心感等の指標全てでAが最も高い数値。「詰め寄る等し続けると子供は親の目が気になり自立心が薄れる」(専門家)

(感想)

 一度目の失敗の時は「残念だったね次は頑張ろうね」と失敗を受容(母性)したうえで指導(父性)し、その後、同じ不注意による失敗をした時には叱る(十分努力が見られたときは叱らない)という流れが望ましいと思います。初めから“本音”や“弱さ”を受容もせず叱っていると子供は「失敗は許されないんだ」と認識して完璧主義に陥ってしまう可能性が高くなります。その結果、失敗を隠したり失敗を恐れて消極的になったりすることが考えられます。

 中には「叱られずに子供は頑張るのか?」と疑問に思う方がいるかも知れないが、基本的に子供は安心感に満たされていれば、放っておいても自分から前向きな探検行動をとるものです。


【ツイート④】

廃止求める声がSNSで話題も賛否真っ二つ「出産内祝い」望む人、望まない人それぞれの理由》

(記事概要)

「出産の内祝いは必要か?」に対して「はい」56.4%「いいえ」43.6%。

(感想)

 皆の共通の願いは子供が元気に育つことなはずです。それなら準備が大変な内祝いは必要ないと思います。なぜなら出産後の1年間の親の世話次第で、子供の一生を支える「基本的安心感」や「基本的信頼感」が身につくかが決まるからです。乳幼児期の養育の大切さについては下記記事の5枚目のスライドをご参照ください。


【ツイート⑤】

《子どもの予測不能な行動に「怒りは生じていい」叱らなければいけない時、小学校教員が実践していること》

(記事概要)

「子どもがいけないことをしたら、『悲しい』と伝え、子どもがいいことをしていたら『嬉しい』と伝える。感情をぶつけるのではなく、”伝えること”を意識します」

(感想)

 いわゆる「アイ・メッセージ」。「私」の気持ちは伝えるけど、それはあくまで「私」の気持ち。それと同じように「あなた」には「あなた」の気持ちがある。いわゆる相手の主体性を尊重する手法です。有効だと思います。


【ツイート⑥】

《原坂一郎の子育て相談 すぐに人のせいにする小3の孫》

(記事概要)

 回転すし店で失敗して皿をひっくり返しました。すると見る見る真っ赤になって涙をポロポロ流し「お母さんのせいだよ!お母さんが皿を取ってって言ったから!」

(感想)

 “責任を母親に転嫁した”というこの問題が“深刻か否か”によって指導の仕方が変わります。ニヤニヤしているようなら軽度の問題ですが、「見る見る真っ赤になって涙をポロポロ流していた」という様子からその子なりの深刻な背景(公共の場で恥をかいたことが耐えられない過敏性など)があると考えられます。その場合は「お母さんのせいにしないで」という“指導”(父性)は働きかけず「そうだったね。お母さんが無理を言っちゃったね」等と多少抵抗感があっても“受容”(母性)します。そのことでもしかしたら子供の中に「言い過ぎたな」と言う気持ちが湧くことも考えられます。一方で“指導”を受けただけでは反省の気持ちは浮かばないでしょう。

 詳細は下記記事をご参照ください。スライド中の「②ーB」のケースに該当します。