《「ゆるい大企業」を去る若手たち。ホワイトすぎて離職?働きやすいのに“不安”な理由》
(記事概要)
新入社員期に職場の上司・先輩から叱責される機会が「一度もなかった割合」は、1999-2004年卒でみると9.6%。この割合は入社年が最近になるほど高くなっており、直近の新入社員では25.2%になっている。
48.9%が「自分は別の会社や部署で通用しなくなるのではないかと感じる」と回答。
(感想)
《35%「うつでも相談せず」 コロナ禍、中学生ら調査 成育医療研》
(記事概要)
中学生の35%が仮にうつ状態になっても誰にも相談しないと考えていることが調査で分かった。
(感想)
ある専門家は「よくありがちな『自分の力でやり遂げなさい』等と“自立”を求め過ぎる大人に反応して、相談できないでいる子供がいる」と警鐘を鳴らしています。
特に先天的に感受性や他者の考えに対する共感性が強い特徴を持つHSC(5人に1人)は特に注意が必要です。先ずは、そういう子供達がいるということを知り、普段から「安心7支援」の「④子供から話しかけられた時には、その話を最後まで否定せず、うなずきながら聞き、共感する」を意図的に実践することが必要です。
【ツイート③】
《「自分のことは自分で!」子どもに実は逆効果な訳》
(記事概要)
某幼稚園の年少1組の先生は、子どもがボタンをはめられないときははめてあげ、靴下を履けないときは履かせてあげるなど、何でも優しく手伝ってあげる先生。
一方、2組の先生は、困っている子がいても「幼稚園生なのだから、自分のことは自分でやりましょう」と言うだけで、決して手伝ったりやってあげたりはしない先生。 2つのクラスの子どもたちは、最初は同じ程度の自立度合いだったのですが、1年経つとはっきりした違いが出た。なんと、手伝ったりやってあげたりする先生の1組の子どもたちのほうが、自立度合いが上がって自分で着替えたり靴下が履けたりできるようになった。
1組の子供達は優しくお世話してくれる先生のことを信頼していて大好き。その先生に自分が靴下を履ける姿を見てもらいたい先生の期待に応えたいという強い気持ちを持っている。
(感想)
大人と子供との間に愛着(愛の絆)が形成されている状態の方が子供の自立に繋がるという分かりやすい事例です。
なお、愛着を形成するための支援方法である「安心7支援」については下記記事の3枚目のスライドを。その中でも特に重要な2つの支援については同4枚目のスライドをそれぞれご参照ください。
【ツイート④】
《どんな子でも集中して勉強できる「15分間集中法」》
(記事概要)
机に向かっているのに、なかなか勉強をしようとしない子供には「とりあえず3個だけやって」とハードルを低くする。10個全部が残っていると気が重いけれど、3つだけでもやれば「夕食後に続きをやろうか」という気になる。(3男1女を東大理三に合格させた佐藤亮子氏)
(感想)
ただ3個させるだけよりも、「3個出来たらお母さんに見せにおいで」と言っておき、出来ていたら褒めると尚効果的だと思います。
このように、場面に応じた褒め方の引き出し(→下記記事の5~7枚目のスライド参照)をたくさん持っておく事はとても大切です。
【ツイート⑤】
《「神対応」「素晴らしすぎる」 幼稚園に入ろうとしない男児に、園長が?》
(記事概要)
朝幼稚園正門の前で「石になった」と動かなくなった息子さんをじゃんけんに例え抱きしめた園長先生。誘われるように楽しみ始めた息子さんを幼稚園内へと誘い込んでくれた。
(感想)
さすがは園長先生です。
でも騙し騙ししていると、思春期や青年期後期にもっと深刻な事態(精神疾患や引きこもり等)に陥る危険があることを臨床心理士の網谷由香利氏が指摘しています。
因みに、登園の際に泣き渋る子の背景には「養育者の内在化」が出来ていないことが考えられます。
・そうならないために登園までに何をすればいいか?
・そうなってしまったらどうすればいいか?
・やってはならないことは何か?
それらを知っておくことは重要。
(→下記記事の4枚目のスライド参照)