以前「まとめプレゼンテーション」第4章の以下のスライドで、登園時に泣く子供について説明しました。


この内容について、上記スライド下部の森津純子氏による「登校拒否から立ち直らせる3段階」の代わりに、臨床心理士の網谷由香利氏の指摘(幼児期に愛情不足が解決されない場合、その後子供にどんなことが起きるか)に基づいて私が作成した以下の記述を差し替えました。

「臨床心理士の網谷由香利氏は、乳児期のうちに母親の愛情が不十分であった場合の弊害は、ここで紹介した登園を渋る幼児期に子供の不安感が解消されなければ、その後多くは子供が親に強く反発する思春期に表れ、それでも解消されなければ、18歳以降に鬱障害や各種パーソナリティー障害等、思春期よりも悪化した状態で表れると指摘しています。鬱や精神疾患が現れるようになれば、長く深刻な引きこもりに陥ることになり、もはや親の手に負えるような状態ではなくなるはずです。つまり、保育園への登園を渋るような早い時期に子供に問題が表れることは、思春期や18歳以降に比べればその解決ははるかに容易であり、幼児期が子供を休ませて愛情のかけ直しをする大きなチャンスであると言えるでしょう。」

 それに伴って、そのスライド自体を下記のものに差し替えました。