【ツイート①】

記事《医師に聞く。中高生に広がるゲーム依存症 親子関係悪化のおそれもどう向き合えば良い?(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201227-00010000-nsttvt-l15)

《さいがた医療センターで行う治療は本人の気持ちを聞き、共感することから始める。「ゲームをやめる・やめないではなく、『より健康的な生活をつくっていくにはどうしたらいいのだろう』と本人も悩んでいて、社会との歯車がズレてしまう。どうしたら戻せるか本人と考えていく」(医師)

依存症の人は他人を信じられなくなっていることが多く、孤独な病と言われている。

このため強制的にゲームを取り上げると信頼関係は構築できず言葉を聞き入れてはもらえない。「子どもの意見を聞かないで強制的にゲームを取り上げたりネットを切断したりするのは反対」(医師)

(努めて穏やかな口調で)このままではいけない事はあなた自身もきっと分かっているんだよね。でも止められないから苦しい(①共感)。どうしたらいいか一緒に考えよう(②導き・指導)」等の投げかけが望ましいと思います。

 その上で、いきなりゲーム禁止にするのではなく、一日に5分ずつ短くしていく等、子どもでも達成可能な方法によって、「できたら褒める」を繰り返しながらアプローチするのがいいと思います。


【ツイート②】

記事《親の「声かけ」が子どもの才能を引き出す! 気を付けるべき「8つ」のルール》(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20201224-00000008-sasahi-life)

1 素直な感想や驚きを伝える

「そんなこと思いついたの!」「へぇ!」「お母さんびっくりした!」

「おもしろいね」

2 否定せずに話しを聞く・まとめる

「うんうん、そっか~」「そうなの」「それってこういうことなのかな?」

3 小さながんばりを見つける

「ここまでできているね」「できたね」「自分から〇〇するなんてエライね」

4 子どもの意見を取り入れる

「今度の日曜、どこに行きたい?」「〇〇と〇〇、どっちがいい?」

5 長所と短所はセットで見る

「それって意志が強いってことだよね」「いろんなことに興味があるんだね」

6 結果より過程に注目する

「これだけ努力したから結果につながったね」「最後まで問題を解こうとしているね」


【ツイート③】

記事《通知表で一喜一憂はNG?! 評価が悪いのは先生の方針と子どもが合っていないのかも 家では子ども本人の成長を認めてあげて》(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201224-00010001-benesseks-life)

親が子供の通知表を見る時は、①先ず初めに評価が良かったところや前よりも伸びたところを探してきちんと褒めてあげること。②その後で「ここを頑張るともっと良かったね」と励ますこと。

 子供が「親は自分の良いところを分かってくれれいる」と感じることは親子間の愛着を強固にします。

 また、子どもの前で教師の評価にケチをつけるのは厳禁です。実は子どもももっと良い評価を望んでいるので、親の援軍をもらったとなれば、子どもも教師に不満を抱くようになり、その後の学校での生活意欲が減退します。逆に「良いところ」を褒める時にこそ「先生はあんたの良いところをちゃんと分かってくれているね」と言いたいものです。そうすることで、良くなかったところも素直に受け止めることができるようになります。


【ツイート④】

 近所のスーパーに行ったら、ある母親と小学校低学年くらいの娘さんを見かけました。私が二人の近くを通ろうとすると、ちょうど娘さんが私の方に歩を進めようとします。娘さんは私に気づいていませんが、母親は私に気づいていました。すると母親が娘さんにこう言いました。

「ウロチョロするんじゃない!」

きっと母親は私という他のお客さんにぶつかることを避けたかったと思ったに違いありません。それなら「他の人がぶつかるから」という理由をつけると良いと思いました。子供はそういう注意を受けるたびに「他の人の迷惑になってはいけない」という事を学習することができるでしょう。また、「するんじゃない!」という指示・命令形の言い方も気になりました。これでは母親を安全基地と認識することが難しいと思います。「しようね」という穏やかな勧誘形が望ましいです。

 因みに、その後女の子はレジ付近の陳列商品に触っていたのですが、母親は「触っちゃダメ!」と注意していましたが、女の子は一向に直そうとしません。きっと、普段から母親からの注意が多過ぎて麻痺しているのではないでしょうか?私の尊敬する元中京大学鯨岡峻先生は「子供への指導は子供を受容する働きよりも多くなってはいけない」と指摘しています。改めて先生の教えを思い出しました。


【ツイート⑤】

記事《選手に罰走で賛否巨人「阿部慎之助」の旧態依然とした指導法は問題か》(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20201220-00691308-shincho-base)

罰やご褒美による指導は「外発的動機付け」と呼ばれ、それらの刺激がなくなったり刺激に慣れたりすると意欲が湧かなくなるデメリットが。一方、本人の中の興味・関心や意欲によるのが「内発的動機づけ」。いわゆる脅し育児も同様です。(→https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12432812263.html)

 この場合も「なぜエラーをしたのか?」「エラーのためにどんな不利益が生まれたか?」等を考えさせ気づかせる「内発的動機づけ」が良いと思います。

 子育ても同じですね。


【ツイート⑥】

記事《子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき どう対応する? 不登校に悩んでいる保護者のかたへ [やる気を引き出すコーチング]》(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201211-00010002-benesseks-life)

《まずは、子どもが自分の気持ちを伝えてくれたことに対して感謝で受けとめます。「伝えてくれてよかった。言ってくれてありがとう」と受けとめることで、「弱音を吐いてもいいんだ」「受けとめてもらえるんだ」と子どもは安心感を覚えます。安心感が得られないと、前に向かうエネルギーは湧いてこないのです。(中略小学生の頃は、しょっちゅう「今日は行きたくない」と言って学校を休んでいた息子さんを持つAさん。Aさんは無理強いすることなく、理由も深く追及せず休ませていました。学校を休んでいるにも関わらず、好きなサッカーの練習や塾には行くことがあっても、Aさんは「学校を休んでいるのに、なぜサッカーには行くの?」とは言わず「サッカーができるくらい元気でよかった」と送り出します。その後、お子さんは中学生になり休まずに行っているようです。親のほうからは「勉強しなさい」とは一言も言いませんが、好きなサッカーの練習と両立するために、自分で計画を立て、朝、自分で起きて勉強してから学校に行っています。(中略)子どもには、各々のペースやタイミングがあります。解決を急かされず、自分のペースを尊重してもらえると、安心して自分で考え動くことができるようになっていくものです。》

→ 「『言ってくれてありがとう』と受けとめることで、『弱音を吐いてもいいんだ』「受けとめてもらえるんだ』と子どもは安心感を覚える」、こういう気持ちになった子どもは、その後学校を休んでいる間にも安心して親から愛情エネルギーを受け取ることが出来るでしょう。

 エネルギーの補充が完了した復学後は、親から言われなくとも、自分で計画を立て、朝、自分で起きて勉強してから学校に行っている姿は「自力回復力」(下表)の表れですね。「学校を休んでいるのに、なぜサッカーには行くの?」(言ってしまいそう…)等と言われていたら、中学校に進んでも回復していなかったかも知れません。