【ツイート①】

記事《朝になると学校へ行くのを嫌がる子親は絶対に行かせなければならないの?》(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201114-00010002-benesseks-life)

《息子が3年生になってから、朝に「学校へ行きたくない」「頭が痛い、おなかが痛い」と言ったりします。1年生の頃にもそういう時期がありましたが、2年生ではほぼスムーズに登校しました」。(これに対して)「原因を知る方法は①担任から電話で聞く(手紙や連絡帳より先生の反応を見ながら話ができる)②他の子に聞く(担任の先生が知らない事をクラスの他の子が知っているということはよくある)」と専門家》

3年生になってから」が気になります。1年生は入学直後であり登校渋りはありがちで2年生は問題は無かったと言います。3年生になるとクラス替えがあり、担任もそれまでのきめ細かなタイプから比較的元気なタイプへとチェンジする傾向もあります。すると元々感受性が豊かで感じ易い子供の場合、その言動が負担になることがあります。

 2つの「原因を知る方法」は客観的で効果的だと思います。特に子供は隠蔽の感覚が無いので、特に仲良しの子供なら、かなり事実を知ることができるのではないでしょうか?

 何より大切なのは、いざと言うときのために、日頃から「安心7支援等の愛着形成行為によって安心貯金をしておくことだと思います。

 因みに、専門家や、不登校から立ち直った子供を持つ経験者で「周囲にある不登校の原因が改善されない状態のままで、無理にでも頑張って行かせた方がいい(行かせた)」と言う方は、私が知る限りでは1人もいませんでした(「連れ出し」をモットーに強引に部屋から引き出す民間団体以外は…)。それらのほとんどでは「精神的限界にいる子供に更に我慢を強いることは良くない」「周囲に潜む原因の検討とその改善への努力が必要」「不足した安心感の補充が大切」との指摘がされていました。

 もちろん、無目的に休ませるのではありません。例えば、前回まで紹介した心療内科の森津純子氏によれば「復活への第一歩は『本当はいけないことだ』と思わずに心から休むこと。そのためには親御さん自身が休むことを肯定的に捉えなければならない」と指摘しています。つまり親御さん自身が「安心エネルギーを充足するために休息は必要不可欠」と考えることが大切ということです。

 もし親御さんが心のどこかで「休むのは本当は良くない」と思っていると、HSC(人一倍敏感な子)のように感受性が非常に高い子どもの場合は、その親の自分に対するネガティブな思いを見抜いて、家族との接触も絶って自室に閉じこもるようになるかも知れません。そうなると問題は長期化する可能性が高いと思います。子どもというのは、自分の辛い気持ちを理解して自分に穏やかに肯定的に接してくれている家族と共にいる時にだけ、少しずつ復帰に向けて頑張ろうと言う気持ちが湧いてくるのでしょう。


【ツイート②】

記事《「世にも奇妙な物語」より「イマジナリーフレンド」(広瀬すず主演)(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201115-00000009-mantan-ent)

《「イマジナリーフレンド」は、臨床心理学を専攻する大学生・早希(広瀬さん)は幼い頃に、ユキちゃんという自分にしか見えないウサギのぬいぐるみの友達がいたと思い出す。すると突然、自宅の部屋にユキちゃんが再び現れるが……という内容。視聴者からは「感情の演技すごい」「すずちゃんの涙に引き込まれた」といった声も上がっていた》


普通は見えないイマジナリーフレンドが見える、過度に恥ずかしがり屋で臆病な主人公の早希。この特徴は、感覚過敏で、他人に潜む危険を察知し、物を擬人化する等の豊かな想像力を持つHSPと驚くほど重なります。HSPをモデルとして描かれたのではないかと思うくらいです。周囲の状況に敏感に反応する”HSPの特徴を演じる広瀬すずさんの演技は素晴らしかったです。もしかしたら、5人に1人もいるとされるHSPの方は、自分自身に重ねてご覧になっていたかも知れません。

 この番組を見ていなかった方には分からず申し訳ありません🙇🏻 でしたが、HSPをイメージ化し易い題材と思い紹介しました。


【ツイート③】

記事《沖縄・国頭村 ショベルカーにひかれ女児死亡》(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201116-00000007-ann-soci)

《女児(8)は親族の家の敷地内にある畑で芋掘りをしていたところ、何らかの理由でショベルカーにひかれた》

一般論として、子供が新しい場所で活動をする時は、活動を始めさせる前に必ずその場での注意事項を教えておく必要があります。例えば、遠足の場所に着いて自由行動させる前に行動範囲や危険な場所等を注意するように。


【ツイート④】

記事《NHK「ガッテン」〜心をつなぐ○○パワー!ビデオ通話の極意〜より》(https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20201111/index.html)

《目線が合わずアイコンタクトができないと、ビデオ通話では頷きの数が大きく減ることが実験でわかりました》《聞き手が頷いてくれる場合、話し手の血流量の動きが落ち着き、聞き手の血流量とその動きが揃う「リズム同調」が見られ始めました。こうした現象は「引き込み」と呼ばれ、人が互いに共感し合っている時によく見られる現象です》

つまり、親に話をしてくる子どもに対して、親自身がスマホ等に気を取られて視線を合わせないでいると、子どもの話への親の頷きが減り、更に親子間の共感や一体感が減るということです。そして、その物足りなさ寂しさを感じるのは子どもです。

 改めて「安心7支援」の「子どもを見る」という行為の大事さを教えられました。


【ツイート⑤】

記事《子どもが親に相談しやすくなる幼少時からの声かけとは?》(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20201111-00253248-diamond-soci)

《小学校に上がるとひとりでしなければならないことがたくさん出てきます。その時に、「なんでやってないんだ」って言われると、本当に困っている事を言いづらくなって、大人が問題に気づきにくくなる、ということが起きます。でも「何かあったの?」と言われていれば、子どもが困っている事を親御さんに相談しやすくなりますよね》

「何かあったの?」と聞くのはとても良い方法だと思います。

 更に「何かあったの「何かあったんじゃないと、子どもが嫌な体験をしたことを親が認めることを前提に聞くと、子どもは更に言いやすくなると思います。


【ツイート⑥】

記事《「なんで片づけしてないの!」と子どもに言わなくてもおもちゃが片づく言葉がけとは?》(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20201110-00253247-diamond-soci)

Twitterフォロワー数50万人、You Tubeチャンネル登録数25万人と、今どきのママパパに圧倒的に支持されているカリスマ保育士・てぃ先生の子育てアドバイス本『子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』より。

 片づけの場合、「なんで片づけしてないの!」ではなく「あれ? お片づけ進んでないね。何かあった?」と言うと、心配してくれているように聞こえて「おもちゃがたくさんあってどれから片づければいいかわかんなくなっちゃった」とか「まだ遊びたかった」とか、困っていることや本当の気持ちを言いやすくなる困りごとなら大人がサポートできるし、気持ちだったら「そうか。遊びたかったんだね。でももうお出かけの時間だよ~」と、気持ちを受け止めたうえで行動を促すことができる》

これは名案です!子どもに行動を促す前に、気持ちに共感する(そうか。◯◯したかったんだね。でも……しようね)と子どもは心を開いてくれますが、親側の推測で言うよりも、子ども自身が話してくれる方が効率的です。しかも「何かあった?」と言う聞き方であれば、「なんで片づけしてないの!」と違って、子どもは親が自分を心配してくれているように感じるので、自分の気持ちを話しやすくなりますね!特に、まだ片付けが行われていなかった事に対して「何かあった?」という“(母親からすれば)意外な受け止めを聞いた子どもは、「お母さんは自分のことを『この子ならできていたはず』と信頼してくれていた」と嬉しく思うでしょう。

 なお、子どもに行動を促す際には、理由も付けると説得力が増します。「そうか。◯◯したかったんだね。でも……だから……しようね」等。