【ツイート①】

記事《元TOKIO山口達也さん「もうアルコール依存症の治療をしませんか?」 芸能人に多いアルコール依存症》(https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20200922-00199548/)

《アルコール依存症の治療には、親身に日常に寄り添ってくれる家族や友人、周囲のサポートも欠かせない。これらの継続的なケアがなければ、飲酒を断ち続けられない病気である》


この「親身に」と言うのは決して飲酒を見張るという支援ではないはず。ある精神科医は「依存症は安心感を持てない人がその代わりとして別の対象に没頭し不安感を紛らわす症状」「重要なのは乳幼児期に親との間に心の安全基地を獲得できるかどうか(→https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12239794345.html)と指摘。本人に必要なのは「見張り」ではなく温かな「見守り」による安心感だと思います。


【ツイート②】

記事《「ヤダ!」が口癖だった子がみるみる言うことを聞くようになった3つのポイント》https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200923-00010001-benesseks-life

《何が嫌なのかを問いかけたり相談しながら解決の道を探してくれる保護者の姿に子供は大切にされていると安心する。子供に伝えるコツは「具体的に」「肯定文で」。例えば「静かにしなさい!」と指示した場合、「うるさい」等の否定文ではなく、どのくらいの声なら喋っていいのか等、具体的に伝える。》

元中京大の鯨岡氏は「最も大切なのは初めに子供の気持ちに共感すること」と指摘。そのためには先ず子どもに気持ちを聞く必要があるのです。(具体的に肯定文によって)子供に指導する前に「熱中したから声が大きくなったんだね」等のように共感したいものです。

 具体的で肯定文による言葉を瞬間的に見つけるのは難しいですが、「始めに共感」と意識しておいてその通りに実践することは十分可能です。自分の気持ちに共感してもらうと、指導の言葉が多少抽象的でも子どもが受け止める可能性は高まります。上手な指導の言葉よりも「親は自分の気持ちをわかってくれた」と言う気持ちの方が子どもにとっては大事なのだと思います。


【ツイート③】

記事《即効性はあるけれど「強い」言葉でしつけられた子どもはどうなる?》(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200922-00025877-nallabout-life)

《「片付けないのだったら」「食事を残すのだったら」などの条件を付きの言い方は止めましょう。「片付けない自分」「食事を残す自分」は親から愛されない、または価値がないと感じてしまうことも懸念されます。シンプルに「お片付けしましょう」「好き嫌いしないで食べましょう」「寝る時間よ」と、まずは行動のみを伝えるとよいでしょう》

なぜ片付けないのか、なぜ食事を残すのか、その子なりの気持ちがあるはずです。そこで「おもちゃで遊んで楽しかったんだね」「にんじんは得意じゃないものね」等といったんその子の気持ちに共感した後に「がんばって片付けようね」「がんばって食べようね」等と指導を加えるのがいいと思います。


【ツイート④】

記事《キャンプの男児、川下流で発見死亡 山口》(https://news.yahoo.co.jp/articles/0a01baa71b07b8081a5164b1774c6f442e49aaee)

《「ふれあいパーク大原湖」の近くで、家族とキャンプに訪れていた周南市の田尻充希ちゃん()が、河原で遊んでいたところ行方が分からなくなった》

川の近くで過ごす時は大人が一緒であることが必須です。

ご冥福をお祈りします。


【ツイート⑤】

記事《川に転落し男子高校生死亡 友人とスマホゲーム川沿い歩く 山口・小瀬川》(https://news.yahoo.co.jp/articles/911a7dcae885722481fc95ca531189469289b12f)

《男子高校生は友人と2人でスマートフォンのゲームをするために現場を訪れていて、2人で川沿いを歩いていたが、前にいた友人が大きな音がして振り返ったところ川に落ちていたという》

亡くなった高校生への配慮からか記事ではふれられていませんが、歩きスマホをしていて転落した可能性もあります。返す返すも危険な行為。改めて大人の指導が必要です。この事例を知らせながら


【ツイート⑥】

NHK「エール」より。

 主人公裕一の弟子の五郎は「自分には作曲の才能がない」と悟り、玄関前で小山家に別れを告げる。その五郎に対して、幼い華が泣いて別れを惜しむ。

「ゴローちゃーん😭


そんな華に対して母親の音は

「泣かないよ、もう泣かない」

と諭し続ける。

ところで、子どもが泣いた時に、この音のように「我慢する気持ち」を強いて伝えながら、子どもをあやす親は多いのではないでしょうか。そして、子どもが泣く場面は数えきれません。

 一方で、冒頭に子供を受容・共感する言葉を付けて

「うんうん寂しいね。でも泣かないよ」

とあやしていたらどうでしょうか。大好きな五郎との別れに打ちひしがれると言う問題を抱えた華にしてみれば、「お母さんは私の気持ち分かってくれている」と言う気持ちが芽生えるのではないでしょうか。

 ある専門家は「いじめ被害にあっても『強くあれ』と願う親に自分の弱さを相談できないまま自らの命を落とす子どもが多い」と指摘しています。親が普段から子どもが泣くたびに「我慢する気持ち」だけを子ども達に伝えているとすれば、そのような経験を重ねるうちに、「親はいじめられている自分の悲しさを分かってくれないだろう。きっと我慢しなさいと言うだろう」という早合点をしてしまうのではないでしょうか。大人達は少しずつ少しずつ子どもの気持ちに親への諦めを抱かせているのかも知れません。


【ツイート⑦】

記事《室外機の上に書類置き忘れ 国勢調査員が個人情報紛失》(https://news.yahoo.co.jp/articles/61c8619640d9125b5a007730abe4307d235fc025)

《調査員は調査先のエアコンの室外機の上に書類を置いたまま調査をし、そのまま忘れて帰宅してしまい、気が付いて戻ったときには書類がなくなっていたということです》

これと同様な経験をした人は多いのではないでしょうか?この症状が一定基準以上多くなるとADHDと診断されることになりますが、その診断の際は「􏰖􏰗不注意」と「多動性」「衝動性」についてそれぞれ9つずつ当てはまる症状があるかどうかを聞く設問があって、それぞれ6つ以上6ヶ月以上当てはまる場合に障害域にあると考えられると言うもの(→ https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12540584054.html?frm_id=v.jpameblo&device_id=8e57e0d77be746968fd7308a6a625313)。つまり15つ当てはまったりや15ヶ月だったという人もいるわけです。つまり多くの人が大なり小なり当てはまる症状があるということになります。

 もしも同僚にこの記事と同じような人がいた時には、「何やってんだ!」等と思わずに「自分も同じようなことがあるなぁ」と考えて温かい目で見てあげたいものです。誰だって上司から怒られたくありませんから、何度怒られても治らないと言う場合にはそれなりの理由があると考えた方がいいと思います。