【ツイート①】

 一斉休校「国は『家から出ないで』と言うけれど、いったいどう過ごせばいいの?」という“不安”が子ども達の一番の大敵です。



 それを解消法するには、①外出時の安心、②自宅での安心、それぞれを以下のように確保して“見通し”を持たせることが大切だと私は思っています。

①「外出NG!」ではなく、決まりを守った外出、つまり閉ざされた空間に大人数いる場面を避けることと、ウイルスが体内に入ってくる目鼻口を触らないこと、を守れば良いと考えさせる(毎日公園で運動等)

※「『テレビゲームNG!』ではなく、決まりを守った使い方をすれば良い」と同じ

②ウイルスを自宅に持ち込まなければ良いと考えさせる(帰宅時の手洗い等)


 何よりも大切なことは、親から受ける安心感を保障することだと思います。そのために、子どもに安心感を与える接し方が望まれるところです(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12365150177.html)。意識次第で実践可能ですし、“保護者”としての役割を発揮すべき時だと思います。


【ツイート②】

 子どもが外から持ち帰るウイルスが心配です。子どもの外での予防行為はもちろんですが、帰宅して家に入る時も要注意です。子どものにウイルスが付いている可能性が強いです。新型インフルエンザが流行した時も指摘がありましたが、玄関前で手ではらってから家に入らせる必要があると思います(因みにNHK報道によれば、衣服をアルコール消毒する必要はないということです)。

 ただ、子どもに「手で服をはらってから入りなさい」と口頭で伝えても理解できない場合もあるかも知れません。なぜなら、昨今は昔に比べて、子どもの生活様式がパターン化してきているため、経験しながら覚えるということが少なくなってきています。そのために、「はらう」という行為もそれ自体を知らないということがあるからです。親がそれを理解しないでいると、子供が言われた通りにできず、「昨日教えたばかりでしょ?!」と叱ることにもなりかねません。このように、子どもが親の言うことを分からないままにしているなことは様々な場面で起こりがちですから要注意です。

「言って聞かせ、やってみせ、やらせてみせて、褒めてやらねば、人は動かじ」というかの海軍大将山本五十六氏の座右の銘

(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12204659537.html)があります。感染予防に限ったことではありませんが、言って聞かせるだけでなく、実際に親がやってみせて、その後子どもにもやらせてみせて、出来たら褒める。そういう配慮が必要だと思います。


【ツイート③】

 フジ「グッディ」。職場の上司から「新型コロナに感染したら解雇する」旨を伝えられた事例を紹介。これを受けてコメンテーターの弁護士が「上司がこういう事態に追い込むと、部下は発症してもそれを隠し続けてしまい、逆に感染を拡大させることになる」と指摘。

 これと同様のことは、子育てにも起こりがちで、子どもが失敗すると直ぐに厳しく叱っていると、今度は子どもは自分の失敗を隠そうとします。子どもを追い込むことは避けて“逃げ道”を作ってあげることが必要です。

 以前私が勤めていた小学校でも、下校時のスクールバスに乗り遅れた子どもが、それを職員室の担任(普段から厳しい先生)に報告せず、真っ暗になった道を一時間以上一人で歩いて帰ったということがありました。事故が起きても不思議ではなかったと思います。

 始めの失敗の時は追い込まずそれを受け止め、その後同じ失敗を繰り返した時に叱る「段階的注意」(https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12383348265.html)が望まれます。


【ツイート④】

 帰宅した際、手指に付いたウイルスを落とすための手洗いの必要性が叫ばれています。しかし、最新の論文では、金属やプラスチック等の硬い素材についたウイルスが4、5日生き続ける(「最長9日」と言う説も)と言われる中、スマホについたウイルスを取り除くこともとても重要になります。感染症対策に用いられている消毒用アルコール配合液でスマホを消毒できればいいのですが、現在はその入手が非常に困難な状況にあります。

 そこで私はその代わりに、メガネ除菌用のメガネ洗浄液を使っています。薬液をサッと吹きかけたティッシュペーパーでスマホを吹くのです。  

 さて、ここで素朴な疑問。そもそも「細菌」と「ウイルス」とは似て非なるもの。除菌、つまり細菌を殺すための薬液は、ウイルスの対策にも効果があるのでしょうか?消毒用アルコール配合液には「手指・皮膚の消毒」と効能が示されています。この「消毒」とは辞書によれば「感染予防のために病原菌を殺すこと」、更に「病原菌」とはやはり辞書に「病気の原因となる細菌」とあります。つまり殺菌効能の薬液はウイルス対策にも有効であるということが分かります。

 随分周りくどいことまで考える人間だと思う方もいらっしゃるかと思いますが、皆さんの健康に関わることなので、あえて詳細にふれました。

 ただし、これはあくまで私の個人的な考えですので御了承ください。根拠の無いデマ情報も多く出回っていると聞きます。私とて例外ではありません。ご自身で納得してから実践してください。


【ツイート⑤】

記事「「明るく優しい」男が“支配者”になるまで

 父親からの虐待の末に栗原心愛さん(当時小学4年)が亡くなった事件の裁判。

 父親の勇一郎被告は、妻を結婚前から極度に束縛し暴言を吐いていたと言います。

 一般的に、幼少期に親から気分次第の不安定な養育を受けていた「不安型」の愛着不全のタイプは、相手が自分のことを疎かにすることを許さず、激しい言葉や相手のプライドをズタズタにするような言葉を投げかけると言われます(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12261842563.html)。

 この被告がそういう養育環境で育ってきたかは分かりませんが、パートナーを極度に束縛しようとする人間は一定数いるように思います。親の気分によって、親からの愛を受ける時とそうでない時との差が大きいと、愛を受けれなくなることを極端に恐れるようになるのです(⇨ https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12256540130.html)。