【今回の記事】

【記事の概要】
   日本最古の知的障害者のための社会福祉施設「滝乃川学園」訪問時のものと見られる画像。トランポリンをしていた同園の子どもが美智子様に抱きつくというハプニング。笑顔で抱きしめる皇后陛下。


【感想】
   別報道によれば、実はこの直前、子ども達は天皇陛下にも自分から手を繋いでいます。

   なぜ、この子ども達は、両陛下に自ら近づき、その身を預けたのでしょう。

   この時に限ったことではありませんが、お二人はいつも相手を優しい眼差しで見つめ微笑み穏やかな言葉がけをされています。その温かな言動は、正に、子どもを温かく肯定的に受け止める「愛着7」の接し方と同じです。この「愛着7」は、相手との間に目に見えない“愛の絆”を築くものです。子ども達はきっと、両陛下との間に“愛の絆”を感じたに違いありません。そして、その“愛の絆”に惹かれるように、両陛下のもとに歩み寄ったのでしょう。

   今日で平成の時代が終わります。戦争こそ無かったものの自然災害が多発したこの30年間は、いつもお二人の優しい笑顔に導かれてきた時代であったように思います。苦しく悲しい体験をした方々も、お二人の笑顔にどれだけ癒されてきたことでしょうか。
   また、先の両陛下の穏やかで温かな言動は、正に「国民の象徴」としてのお立場に相応しい私達の最高の手本であったと思います。ですから、明日から始まる「令和」の時代は、両陛下が「国民の象徴」として示してこられた立ち振る舞いを私達が受け継ぎ、少しでも多くの親子が“愛の絆”で繋がれる一層平和な世を築いていくべき時なのだと思います。