【ツイート①】

記事「創志学園・西純矢の雄叫びと本性。審判と戦い、知った甲子園の怖さ。

「ベンチに戻る途中に主審に『(マウンドで)必要以上に吠えたりするな』とか強めに言われて…。苛立ってしまい、素直に聞くことができませんでした。」との報道。

   現在、“ガッツポーズ”はプロでもアマでも当たり前のように行われている。この西投手の場合は、その程度が激しかったのかもしれないが、彼は皆が行なっている事を罪の意識なくしていたはずである。それを『必要以上に吠えたりするな』と“命令口調”で厳しく伝えた主審の伝え方に問題は無かったか?初めは、「ガッツポーズが激しすぎるようだから、次からは気をつけて。」のように「穏やかに諭す」言い方で伝えるべきだと思う。本人から事情も聞かず、納得もしていない状態で、いきなり厳しい伝え方をすると、注意された方はこの西投手のように反発心を抱く。これが、叱る際に必要な「猶予」の意義である。


【ツイート②】

記事「自殺に失敗し顔を失った少女は今、顔面移植手術を受け2度目の人生を歩んでいる

   堪え難いストレスの末に自殺の道を選び、顔を激しく変形させてしまった少女。世の中には訳あって様々な身体的特徴を持っている人達がいる。子供達は街中でそんな人達に出会った時にどんな振る舞いをするだろうか?ジロジロ見たり、友達とヒソヒソ話するだろうか?それを教えるのは親の役割だと思う。



【ツイート③】

   彼らからすれば「ただの悪ふざけ」ということなのだろうが、現実は違う。親はこのような事例を我が子に知らせ注意させるべきである。“脅し”のようであるが、相手生徒が自殺などしたら、莫大な損害賠償が待っているかも知れないのだ。


【ツイート④】

記事「JR東日本、「歩きスマホ」川柳入賞作品発表『スマホ見て 周りの迷惑 見えてない』

個人的に気に入ったのはこの2作。

「ぶつかって 怒鳴る二人の 手にスマホ」

「スマホ見て 歩く大人を 子が真似る」


   因みに記事中に掲載されているこの柱の写真。「歩きスマホをやめよう」とばかり書かれている。子供に注意するときも同様であるが、「なぜ」が書かれていないために説得力に欠ける。人間は、理由がはっきりしないとその行動を自分からしようとは思わない。



【ツイート⑤】

「突然ゲームを取り上げたり、ネットを遮断したりすることでは回復は望めず、かえって悪化することもあります。本人が自分の意思で行動を変えていくように支援することが大切です。家族全員で『オフライン』にする時間をつくったり、習い事や塾、アルバイトなどで興味の対象を外へ移すことなどが有効でしょう。」との専門家の指摘。

   スマホ等の依存症は、心の拠り所となる「愛着(愛の絆)」が無いために、その代わりになるもの(スマホ、ギャンブル、薬物等)に走る行動。その為に記事中で紹介されている「家族全員で『オフライン』にする時間」を作って“家族の交流”を増やすことは重要。また、いきなり取り上げるのではなく、使用時間を少しずつ短くして守れる度に笑顔で褒める“スモールステップによる支援”も必要。⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12386256398.html


【ツイート⑥】

記事「新聞配達員をナイフで刺す 中2少年逮捕

「吹田市で新聞配達員の女性をナイフで刺したとして中学2年生の少年が逮捕された。調べに対し少年は、『日常生活のストレスが溜まっていて、イライラして人を殺そうと思った。誰でもよかった』と容疑を認めている。」との報道。

   わずか中2の子供が人を殺そうと思うまでにストレスを溜めていたのはなぜか?少なくとも親は、少年が犯した罪を叱るだけでなく、ストレスを溜めた訳を聞いてあげてほしい。また、そこに至るまでに、なぜ親に相談できなかったのか?それは即ち、その少年にとって親は自分の「安全基地」ではなかったという事である。どの様に接すれば、親は子供の「安全基地」になれるのか?⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12365150177.html

   因みに、「愛着」不全の特徴的な症状に「反社会的行動が目立つ」「衝動や欲求不満に自制がきかない」「他虐的で、動物や自分より弱いものに残酷である」「忍耐力や集中力が低い」等、今回の事件に当てはまるものが複数ある。


【ツイート⑦】

記事「宮川、被害否定「パワハラされたと感じてない」 体操暴力問題

「宮川は直筆の文書に『金メダルという目標は速見コーチとだからで、他のコーチとでは私の望むことではないし、意味がありません。パワハラされたと感じていません』などと記した。」との報道。


   なお、宮川選手は文書の中で「暴力はいけないことだとわかっていますが…」と記し、暴力があったことは認めている。しかし、金メダルを取るためには速水コーチが自分には必要だ、と言う主張。明らかに“結果至上主義”に染められている。

   しかも驚くべきは「保護者も同じ気持ち」だということ。金メダルを取るためならば、我が子が暴力を受けても仕方がないいう親こそが“結果至上主義”に陥っている。大人、特に親こそが子供の誤認識を解き、正しい方向に導かなければならないはずである。