【今回の記事】
【記事の概要】
①民進党の前原誠司・元国土交通相（発言録）
私はあきれた。稲田朋美防衛相。バカじゃないですかね。私も（民主党政権時代に）国交相の大役を頂き、大きな組織の海上保安庁があったのですが、選挙の時に「海上保安庁も応援しています」と話そうと考えたこともない。政治に使っちゃいけないのは大臣としてはイロハのイじゃありませんか。実力組織の自衛隊を選挙で利用するなんて言語道断。すぐ罷免すべきだと思います。
②教育評論家の尾木直樹氏がフジテレビ系「直撃ＬＩＶＥグッディ！」に生出演し、秘書への暴行問題で自民党に離党届を提出した豊田真由子衆院議員に苦言を呈した。
番組では新たに公開された豊田議員の暴言の録音データを公開。こうした事態に尾木氏は「これはね、子供達、小学校で教室で流行ってきているっていうから」と明かした上で「こんなんでいじめなんか起きたら大変だと思います。バカ、ハゲとか赤ちゃん言葉だとかやめて欲しいという気がします」と豊田議員の暴言が学校でのいじめを誘発する恐れを訴えていた。
【感想】
「稲田朋美防衛相。バカじゃないですかね。」と発言した民進党の前原誠司・元国土交通相。もっと別の表現はなかったのでしょうか。
自衛隊の中立性を認識していなかった稲田氏は確かに防衛大臣としての資質に欠けていたかも知れませんが、「バカじゃないですかね」と揶揄した前原氏に対して、稲田氏の発言とは性質の全く違う、別の意味で「バカ」という言葉の持つ暴言性、侮辱性さえ認識していない品のなさを感じてしまうのは私だけでしょうか？これでは、以前投稿した「担任だったらぶち殺す」「バカ」「アホ」と生徒に暴言を浴びせていた某教師と同じレベルです。
尾木氏によれば、最近、豊田真由子議員が秘書に対して発した「このハゲーっ！」という言葉が小学生の間で流行ってきているとのことです。その言葉がいじめを誘発するとも述べています。その意味で言えば、前原氏の「バカ」という言葉の方がいじめに使われることが多いはずです。
何故か子供は大人の醜い言葉を真似する傾向にあります。普段「ダメ」と言われることが多い大人への反動なのでしょうか？特に、メディアで報道される情報はどの子供の耳にも入ります。その意味で、選挙に選ばれ国民の代表としての立場にある代議士さん達の発言は影響力が大きいのです。政策はもちろんですが、人に暴言を吐いたり人をバカにしたりしている言動こそを国民は、特に子供達は見ています。
（私を含め）子供達の手本となる大人でありたいものです。