【今回の記事】

【今回の記事】
子育てのために欠かせないアイテムとして「母子手帳」は有名ですが、今、広島・岐阜・横浜・さいたま等の一部の自治体が発行している「祖父母手帳」というものがあります。この「祖父母手帳」は、祖父母も子育てに参加する際にぜひ読んでいただきたい1冊になっています。
   嫁姑問題の原因として、子育て時の意見の相違があったりしますよね。意見の相違が生まれてしまう原因として、今と昔の子育ての常識の違いがあったりします。その違いも「祖父母手帳」を読むことで解消されるようになっています!

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②上記サイトにてご覧ください。画面上でページをめくるようにして見ます。

【感想】
   これは画期的な手帳が考案されました!最新の養育情報が分かれば、親御さんもおばあちゃんやおじいちゃんも迷いませんね!
   特に、関心があった内容について挙げてみます。
《抱っこについて》
昔「抱き癖をつけると、赤ちゃんは抱っこを求めてしょっちゅう泣くようになる」
今「抱っこは自己肯定感、人への信頼感が育つなど、心の成長に大切。抱き癖は気にしなくていい
《授乳について》
昔「3時間おきに授乳するのがいい」
今「母乳の場合は、赤ちゃんが欲しがったら授乳する」
《卒乳について》
昔「母子健康手帳に「1歳までに断乳(ママがリードして授乳をやめること)の完了」という記載があった。」
今「自然とおっぱいから離れていくまで授乳して問題ない。授乳の終わりも(「断乳」ではなく)『卒乳』と(母子健康手帳)に優しく表現される。」

   個人的には是非これに、愛着研究の第一人者である精神科医の岡田氏が「人間の人格形成に一生の影響を与える」と指摘する「愛着(愛の絆)」の大切さや形成の注意点等について、以下のような項目を加えることによって紹介したいものである。

   これらを意識して子育てすれば、いじめ、不登校、ひきこもり、非行、家庭内暴力、恋愛・結婚回避、離婚、薬物依存、家族内殺人等の社会問題が改善されると岡田氏は自身の著書の中で指摘している。