【今回の記事】
(Nobuhiro Endoのブログより)
子育てで悩んでいるお母さん方へ 〜子供の「安全基地」になるには、親自身の「安全基地」が必要!〜

【記事の概要】
「安全基地」には、様々な形があります。親友、尊敬する先輩、恩師、それぞれの方に接すること。他界した両親を思い出すこと。昔の思い出の品にふれること等。
(中略)
   また「安全基地」には、ペットとのふれあいや読書という形もあります。私はこのアメブロの中に、いくつかの心癒されるブログがあります。
   まず、
うにオフィシャルブログ『うに秘密基地』」
では、私が大の猫好きであるが故にいつも癒されております。猫たちの気持ちを独特のタッチで表現することで、猫のありのままの可愛らしさを倍増させています。
   また、美しい文体で読者を優しく包み込んでくれる
わが想い風になり〜
では、読んでいる自分が肯定的に受け止められているような気がして、心が癒され温かくなります。「あなたが早く元気になりますように。大好き。」こういう短い一言でも、女性ならではの受容の働きが感じられます。

【感想】
   復帰いきなりですが、今回は「感想」ではなく、以前私が投稿した内容への「補足」の号外投稿です。
「『安全基地』には、ペットとのふれあいや読書という形もあります」と述べました。ここで誤解の無いようにしたいのですが、愛着を形成し「安全基地」を持つということは、「長年身に付けた物に“愛着”を感じる」等という場合の意味とは異なります。つまり、人間以外のどんな物でも「安全基地」になれるのか?というとそうではないということです。
   結論から言うと、人間以外で「安全基地」になれる条件は、愛着(愛の絆)を形成するための機能を持っていること」です。ちょっと分かりにくいので説明させてください。

   私は以前の投稿の中で、「ペット」と「読書」それぞれの例として、「うにオフィシャルブログ『うに秘密基地』」とわが想い風になり〜」を挙げました。
   まず、「うにオフィシャルブログ『うに秘密基地』」については、私が幼い頃、家で必ず猫か犬のどちらかを飼っていたのですが、特に家の中で飼っていた猫はその頃の温かい家族の思い出と繋がっています。その家族は愛着の対象ですから、その思い出が詰まった動物も当然愛着の対象となります。その意味で、以下の動画(「うに」ではありませんが)を見ると、私が子供だった頃に毎日家族との夕食時に見ていた猫のある様子が思い出されて、強烈に心癒されるのです。😍 URLタップにてご覧ください。
「『食べたい、でも怒られる』猫ちゃん、焼き魚の前で葛藤しまくる(動画
ちなみに、いつも魚を狙う猫に「こら!」と叱るのは亡くなった私の祖母でした。😅
   しかし、人によっては、大人になってからペットを飼いだしたという人も多いはずです。そういう方の中には、ペットが家族のような存在になっている場合も多いです。
   相手は人間ではないのに、なぜ家族のような感覚になれるのでしょうか?それはペットが命ある生物であるゆえに、視線を合わせる、自分に甘い声で鳴いてくる、スキンシップがとれる等の「愛着7」による接触ができるため、ペットとの間に愛着を形成することが出来るからだと思います。これこそが、ペットが持っている愛着(愛の絆)を形成するための機能です。なお、「愛着7」の内容については、以下の記事のURLタップにてご参照ください。
愛着形成(愛着形成のやり直し)の仕方 「愛着7

   また「わが想い風になり〜」は、以前の記事でお話しした通り、女性ならではの肯定的な受容の働きが感じられるブログです。その受容の働きとは、すなわち「母性」です。私達は本能的に自分を受容してくれるこの「母性」という存在を、「安全基地(自らのストレスを癒す場所)」の機能を持った愛着対象として認識しているのです。
   つまり、この「わが想い風になり〜」は、“特定の誰か”ということでないものの、全ての人が本能的に求めている「母性」という「安全基地」(愛着対象)になっているのです。

安全基地」(愛着対象)を持っているということは、今のストレス社会を生き抜くために必要不可欠なことです。みなさんはどんな「安全基地」を持っていますか?