【今回の記事】
高畑淳子が匂わせていた 息子 高畑裕太の異常性

   記事によると、高畑裕太容疑者は以前より「奇行」が噂されており、バラエティ番組などでときおり見せる“異常な言動”や“空気の読めなさ”などにも注目が集まっていた人物でもあったとのこと。          
   さらに、高畑敦子さんは、かつて出演した番組内で「息子は小学生の頃から空気の読めない子供だった」というエピソードも披露しており、その奇行ぶりが話題となっていた。以下はそのときに語られた、息子・高畑裕太さんの異常性を感じさせる小学生のころのエピソードである。
・忘れ物がひどく、毎日のように何かを忘れていた
・ある日、高畑敦子さんが忘れ物を届けに学校に行くと、そこに息子の姿はなく、近くのコンビニで立ち読みをしていた
・学校帰りに見かけた猫を追いかけ、埼玉県まで行ってしまったことがあった
・学校の先生にこっぴどく叱られても決して落ち込むことはなく、ケロッとした顔でおかわりの列にも並んでいた
・小学生であるにも関わらずよく学校をサボり、水を張ったお風呂に水中眼鏡をかけて何時間も潜っていた
   これら以外にも、高畑容疑者は「先輩芸能人を呼び捨てにする」「控室の備品を理由もなく壊す」「収録現場の女性スタッフに突然、抱き着く」といった奇行も目撃されていたようで、業界内では「犯罪予備軍みたいな行動があった」とも言われていたようである。

   さて、これら高畑容疑者の実態は、結論から言うと自閉症スペクトラム障害(ASD)とADHDの合併症ではないかと推測される。ちなみに、複数の障害が合併して起きるということは珍しいことでは無い。いかにその理由を述べる。

①ASDであることの理由
   ASDは「想像力の欠如」も障害の特徴である。そのため周りの人たちが今どんなことを考えているのかを察することが難しい。それがいわゆる「KY」(空気が読めない)という特徴である。
   例えば、「バラエティ番組などでときおり見せる“異常な言動”や“空気の読めなさ”などにも注目が集まっていた」という実態、これについては高畑敦子さんも、かつて出演した番組内で「息子は小学生の頃から空気の読めない子供だった」というエピソードを話している。また「先輩芸能人を呼び捨てにする」という行動も、「目上の方を敬う」という「世の中の常識」という目に見えない約束事を読めなかったのではないか。
   また別の報道によると、高畑容疑者は被害者に性的暴行を加えた後、特に悪びれる様子もなく、また床についたとのこのことだった。普通であれば、暴行後我に帰った時に、被害者に必死で謝ったり、場合によっては何とか示談で収めることができないか等と被害者と話したりするものである。このように、自分のしたことが、どれだけ罪が重い犯罪なのか、この後どんなことが起きるのか、等について想像することができなかったのは、ASDのこの「想像力の欠如」のためだったのかもしれない。
   また、ASDは「何か一つのことにこだわる」という特徴も持っている。その点、「小学生であるにも関わらずよく学校をサボり、水を張ったお風呂に水中眼鏡をかけて何時間も潜っていた」という、学校に行くのも放ったらかしにする程の「水」に対する強いこだわりが、その特徴に当てはまる。
   さらに、ASDは、社会性に障害があり、人との距離感の取り方が苦手である。そのために、高畑容疑者のように、収録現場の気に入った女性スタッフに突然抱き着く、というような行動に出ることがある。

②ADHDであることの理由
   ADHDとは、注意欠陥多動性障害という意味である。これには次の3つの側面がある。①集中力が続かず、注意が散漫になる、②多動性が顕著である、③衝動性が顕著である
「①集中力が続かず、注意が散漫になる」について
・忘れ物がひどく、毎日のように何かを忘れていた
・学校の先生にこっぴどく叱られても決して落ち込むことはなく、ケロッとした顔でおかわりの列にも並んでいた(先生から叱られている間、何か別のことを考えていたのではないか)

「②多動性が顕著である」について
(特に無し)

「③衝動性が顕著である」について
・ある日、高畑敦子さんが忘れ物を届けに学校に行くと、そこに息子の姿はなく、近くのコンビニで立ち読みをしていた
・学校帰りに見かけた猫を追いかけ、埼玉県まで行ってしまったことがあった
・控室の備品を理由もなく壊した
・収録現場の女性スタッフに突然、抱き着いた

   このように見てくると、高畑容疑者の奇行はかなり多いと感じる。学校現場であれば、先に挙げたような小学校時代の奇行が見られれば、間違いなく発達障害を疑うところである。前回まで、愛着スタイルの問題や、自立性や自律性の問題について考察してきたが、高畑容疑者の場合には、個人的には今回の発達障害の疑いが最も可能性が強い印象を受けた。