尾木ママの言う通り、無理は禁物です。本人の気持ちが第一です。

   ここでは、そのご家族へのお願いをお話しします。
   ご家族の方からすると、一日でも早く普通の生活に戻って欲しいと願っているはずです。故に、外出を促す言葉をかける時もあるかも知れません。しかし、本人の気持ちからすると、その言葉自体がプレッシャーとなってしまうと思います。また、言葉にせずとも、本人を目の前にすると同じような思いが湧き上がってくることもあるでしょう。しかし、普段から家族からの外出刺激を受けていると、本人は神経が過敏になってしまい、相手の表情からだけでも、プレッシャーを感じてしまいます。一番引きこもりを脱したいのは本人であり、一番焦っているのもやはり本人なのです
   そこで、お願いしたいことは、本人の気持ちを安心・安定に導くために「セロトニン5」をしてあげて欲しいということです。詳しくは、本ブログの「子どもをあまり叱る必要がなくなる魔法 その2」(http://s.ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12175965135.htmlをご参照ください。また、「+α」として、「子どもの話をうなずきながら聴く」も必要です。これら6つの支援によって、子どもに対する余計な刺激がなくなるとともに、引きこもり中である今現在の子どものありのままの姿を肯定的に認める作用が働き、子ども自らステップを踏み出すきっかけとなる場合もあります。合わせて、「子どものやる気スイッチを入れる魔法」(http://s.ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12167833779.html)もご参照ください。