尾木ママの提案、 他人と比べない”、同感です。つまり、“子どもの中で褒める”のです。(個人内評価)
   尾木ママが提案しているこの褒め方は、本ブログの「どんな子どもでも伸ばすほめ方」(http://s.ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12168827685.htmlでも紹介した「縦断的評価」という評価方法です。
   「縦断的評価」があれば、「横断的評価」もあります。これについては、本ブログの「子どもに自信をつけるほめ方」(http://s.ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12169199408.htmlをご参照ください。

   よくお母さん方から、「褒めるところがないんです」という声を聞きます。それは、“大人が思っている褒める基準”が邪魔をしているのです。
   例えば、テストの点数で考えてみましょう。大人は、「90点くらいはとらないと褒めれない」(絶対評価)と思っているから褒めれないのです。それに対して、「縦断的評価」の考え方をすると、「前は50点だったのに今回は60点になったね!」と褒めることができるのです。
   また、「横断的評価」は、「うちの子はいつもは△△△で周りを困らせてばっかりだけど、本当は◯◯◯なところがあるのよね」の「◯◯◯」を見つけることです。「お母さんは、あなたの◯◯◯なところが大好きよ」と褒めることができます。この褒め方は親子の愛着(愛の絆)を強めます。