大晦日。
年越し目前にばぁちゃんの緊急入院から5日。
ただ臀部の褥瘡がひどいからそれを少しでも治すための入院だったのに
夕方呼吸が弱くなってきたと病院から連絡があった。
すぐに病院に駆け付けたけどすでに意識が混濁してる状態で
瞳孔も開いてきてた。
一生懸命呼びかけたけど返事はただ家に帰りたいと…。
その日の昼にも着替えとか持って行ったんだけどそのときは食欲ない。パンがいぃ。
ってちゃんと会話できてたのに
たった数時間でなんで?
それから親戚に連絡しまくってみんな来てくれた。
兄弟、子供、孫、ひ孫。
日付かわる頃に子供たちもいるからみんな一度帰らせ、叔母と2人で病院に泊まることにした。
それから5時間半後。
1月6日午前5時36分。
静かに息をひきとった。
ウチが車の免許取ってから毎月病院の通院に付き添って
介護関係とか身の回り全部保証人として近くにいた。
わがままで耳が遠いのを言い訳に人の話を聞かなかったり
何度泣かしたかわかんないくらい。
ばぁちゃんの家に行くのもめんどうで嫌とか言ってたけど
いなくなるなんて想像できなかった。
通夜、葬儀終えて骨だけになってもまだ実感できない。
今日あたりまた電話あるんじゃないかとか思っちゃう。
それだけウチのなかで大きな存在だったって思い知った。
入院する前日ばぁちゃんの家でご飯食べてたときずっと隣で笑ってたんだよね。
でも、いつものマシンガントークがなかった。
お腹いっぱいって言ってたのにウチの作ったみかんゼリを美味しいって全部食べてくれてて
トイレ行くときも他に叔母とかいるのにウチの名前呼んで連れてってって言ってた。
今日だけだからねって厳しいこと言っちゃったけど手繋いでトイレまで行ってたときの顔は嬉しそうだったって後から叔母に聞いた。
ばぁちゃんがいなくなって5日。
一人暮らしだった家の片付けしてるけど
思い出の品とかいっぱいあって全然片付かない。
でも今月中には退去しなきゃなんない。
泣いてばっかいられないよね。
従兄弟もその子供も手伝ってくれてるからがんばんなきゃね。
強く生きるよ。
ばぁちゃんみたいに長生きするよ。
ばぁちゃん今までありがとね。
片付け休憩中の一コマ。
27歳の叔父と12歳の甥。
兄弟みたいに仲のいい2人。
ばぁちゃんも空から微笑ましくみてるんだろうね。
