今夜はみんな大好き、大韓民国の話でもしよう。この国の名前を聞けば火器管制レーダー照射事件を思い浮かべよう。そう、私が今日話そうと思っている話題も無論これについてである。事件のあらましをご存知でない方はYouTubeか何かで見てきて欲しい。
この件で私が思うのは大きく分けて3つ、特に重要なのは下の二つだ。
1 紛れもなく韓国側の国際法違反であり言い逃れの出来ない状況にあること
2防衛省が何故YouTubeに映像をアップロードしなければなかったのかということ
3この事件に対する世間の反応が2の問題を物語っているのではないか、ということ

まず1についてであるが、これは他の論者たちの大勢が認めているように(1部の状況認識能力のない人間は除く)、言うまでもない韓国側の不手際だということ。
そもそも、EEZ内部で航行すること自体は国際法的にセーフであり、(無害通航権)なんの問題もなければ日本だってやっている。では何が問題かと問われると、ボートを降ろしていたことだ。韓国側は捜索活動だと主張するが、北の船が近くにあった事実などどこにもなく、ただ煽っているようにしか思えない。そしてお待たせ致しました、問題の火器管制レーダー照射だ。まず彼らの主張では、哨戒機が接近飛行してきたことに対し違和感を感じ、攻撃姿勢を取ったと。しかしこれもまた現実ではない。哨戒機は常に、国際法上許される範囲の凡そ1kmから無線わ3種3度にわけて送り続けていたのであり、仮に接近飛行したとしても奇怪な船に話しかけても答えない、そりゃ近付くしかないやろというのが本音である。ともかく、何の挑発もしていない相手にピストルを突きつけて、それを咎められたら(ふざけるな、こっちの方が危なかったわ)という劣化版のマッチポンプのようなやり方で相手を丸め込もうとする韓国側のやり方には甚だ遺憾である笑彼等が国際法上badなのは言うまでもない。たとえそれが1軍隊の1兵卒の失態だとしても、組織としての責任が生じるのであり、嘘を嘘で塗り固めることは信頼の減退にも繋がりかねない。事実アジア欧州会議ASEMで文在寅がお一人ぼっちになっていたという、状況はご存知だろうか。国際的信頼は外交力にも繋がる。用は国のトップはコミュ力の高い方が有利なわけで、韓国のそうした外交力のなさは一重に文在寅がコミュ障であるからだけでなく、国際的信頼を勝ち取れていないという現実があるからではなかろうか。

2つ目の話題は気になっている敏感な方も中にはいるだろう。防衛省はマスコミに映像を提供するのでなく、YouTubeにアップロードしたのだ。これには2通りの予測をしてみたい。まず1つ目にはマスコミに対する信頼の減衰。事実を事実として報道するだけでは購読者や視聴率を安定して獲得出来ない昨今のマスコミ業界にとって、ともかく数字というのが第1に優先されるのであって、数字の取れない国会討論より数字の取れる芸能ゴシップに注力するのは勿論、たとい取り上げたとしても事実を矮小化してそれに反駁するどっかの駅長や笑、ただただ老いぼれのズレにずれた意見を公聴するだけの討論番組がほとんどだ。つまり、人々に事実を事実として受け取ってもらうにはダイレクトにスマホ画面に輸送するのがベストなのだ。特に防衛省は稲田大臣の件からそうだが、今までマスコミに散々バラ叩かれてきた歴史がある。もしもマスコミに垂れ流して、アホな編集者とアホなスタッフがタッグを組んで、防衛省にも抜かりがあったなどという放送をされたらたまったもんじゃない。こういった理由から、YouTubeにアップロードしたというのが1つ。もうひとつは、国際的なパフォーマンス、こちらの方がより濃厚だと思う。日本のマスコミで放送され、韓国と二国間バトルに派生していつものように水掛け論で終わる生産性のない政治問題になり終えるくらいならいっそのこと、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカなど大勢の人に現状を知ってもらうというイメージ戦略を取った。事実映像はヨーロッパの国営放送などでも流されており、物議を醸している。このふたつの説はあけまで仮説だ。しかし、配分は違えどこれらの要素が深く関わっていふことは言うまでもないと思う。他にも視点があれば教えて頂きたい。

そして最後に、これは2と関わることなのだが、私個人の主観として(事件が鎮火するの早くね?)という疑念を抱いている。日本のマスコミでこの問題を大々的に取り上げたのはせいぜい事件2日後くらいまでなもんで、それにつられて世間の関心も薄れてきているような気がする。日本はテロ対象国だとか東シナ海の情勢不安だとか言われているが、報道比重の関係もあってかなかなか国民にその危機感は届いていないような気がする、しかし今回の件は先程も言ったように、拳銃を頭に突きつけられているいわば絶体絶命の状況であり、無視できるような次元ではないと思う。まああくまで私個人の感覚なので、もしかしたら多くの人が今回の件をきっかけに或いは元々日本の安全保障について熟考していらっしゃるのかもしれないが。

兎にも角にも今回のレーダー照射事件をめぐって私が感じたのは以上3点である。
お正月なので思い切って、サムギョプサルでも食べに韓国旅行でもしたい、気がする。ああ、TWICEのライブに行くのもいいな。お肌が乾燥してきたのでロッテマートで化粧水を、爆買いしようか。
まあ皆さんも寒くないようにこの時期お過ごしください、そしてコメどしどし。よろしくお願いします。