土曜日の夜はceroのライブを堪能してまいりました。
で、その日の昼間なんですが
時間も空いてるのでなんか映画観ようかなと思いまして、
大して下調べとかもしてなかったので、
その場のフィーリングで『ぼくのお日さま』を作品をチョイス。
池松壮亮出てるしねってことで。
これがですね、おもいがけず大変面白かったのです!
映像について、
岩井俊二を引き合いに出してるレビューもありましたが、
まぁ、分からなくもないです。
光の使い方とかは確かに通ずるものがあるように思いました。
かわいらしくて、ほんわかしてて、
痛みもあって、ぎゅっとなる。
誰も悪くないんだけど、
それでも一緒にはいられなくなってしまう。
そんな映画です。
あとで知りましたが、
ハンバートハンバートの同名曲に
インスパイアされてこの作品はできたのだそうです。
エンディングでその曲が流れます。
2番にある
“家に帰れば
ロックがぼくを
待っててくれる
ボリュームあげるよ”
というフレーズに激しく痺れました。
高校時代の私そのものです。
学校が毎日退屈でしんどくて、
家に帰って「スメルズ・ライク・ティーンスピリット」を
聴くことだけが救いだった。
そんなあの頃を不意に思い出してしまいました。